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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年10月29日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年10月29日(月)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 10 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
非常用補機冷却系防食剤注入ポンプ(B)電動機点検において、同電動機フレキシブル電線管が端子箱接続部より脱落しているのが認められたため、当該フレキシブル電線管及びコネクターを交換。 |
D |
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2 |
1号機 |
高圧復水ポンプ吐出弁(A~C)駆動部点検において、同駆動部ステムナットねじ山(3台)に磨耗が認められたため、当該ステムナットを交換。 |
D |
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3 |
1号機 |
主タービン点検の高圧タービン第1軸受上半浸透探傷検査において、ホワイトメタル境界部に線状指示模様が認められたため、対応検討。 |
D |
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4 |
1号機 |
原子炉冷却材再循環ポンプ駆動電動機(A、B)温度センサー(予備)点検において、同電動機(A)下部ガイド温度センサーに断線が、同電動機(B)巻線白相温度センサー直流抵抗測定値に不良(接触不良)が認められたため、当該各温度センサーを交換。 |
D |
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5 |
1号機 |
ドライウェル冷却系送風機(D)電動機点検において、同電動機ファン軸嵌め合い部内径寸法に判定値外れが認められたため、当該嵌め合い部を補修。 |
D |
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6 |
1号機 |
主タービン点検の高圧タービンスラスト軸受浸透探傷検査において、ホワイトメタル境界部に線状指示模様が認められたため、対応検討。 |
D |
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7 |
1号機 |
試料採取系タービン建屋試料採取盤(A)点検において、同採取盤純水流量調整弁(上流側)にシートリークが認められたため、当該弁を交換。 |
D |
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8 |
1号機 |
中央操作室制御盤原子炉系プロセス計装盤復旧作業において、同盤内圧着端子2箇所に取付不良(ケーブル芯線の露出)が認められたため、当該端子を打直し。 |
D |
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9 |
2号機 |
設備パトロールにおいて、燃料プール冷却材浄化系ろ過脱塩器(B)逆洗空気リークオフ弁計装用圧縮空気元弁グランド部より空気の微少漏えいが認められたため、当該空気元弁のグランド部を補修。 |
D |
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10 |
3号機 |
非常用ディーゼル発電設備(B)排気ファン(B)点検において、同ファン軸嵌め合い部内径寸法及び嵌め合い値に判定値外れが認められたため、当該嵌め合い部を補修。 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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