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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年10月5日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年10月5日(金)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 12 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉格納容器内ITVカメラ2台(A、B)点検において、同カメラに映像不良(不鮮明)が認められたため、当該カメラを補修。 |
D |
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2 |
1号機 |
主タービン主蒸気止め弁(No.1、2)スプリングハウジング取外し作業において、同スプリングハウジング取付ボルト・ナットにかじり(各弁1箇所)が認められたため、当該ボルト・ナットを補修。 |
D |
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3 |
1号機 |
定期事業者検査「安全保護系設定値確認検査(その3)」において、同検査要領書の一部に誤記が認められたため、誤記訂正・正誤表を作成し、当該検査要領書に添付。 |
B |
・H19年12月5日再審議にてグレード変更「D→B」 |
4 |
1号機 |
主タービン主要弁点検作業において、1.2号機工具管理センターより借用したレンチ1本の紛失が認められたため、当該レンチを捜索及び対応検討。 |
D |
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5 |
1号機 |
ドライウエル冷却系冷却器(A、D)の点検による隔離、水抜き時、同冷却器内の冷却水が止まらないないことが確認されたことから、同冷却器(A、D)冷水出入口弁にシートリークが考えられるため、当該出入口弁を点検。 |
D |
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6 |
1号機 |
プラントデータ表示システム用#9CRT(プラントデータ表示画面)において、当該「CRT周辺機器故障」表示が発生したことから、確認したところ、プロセスコンピュータ室の同CRTに表示不良(表示しない)が認められたため、当該CRTを点検。 |
D |
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7 |
2号機 |
タービン建屋大物搬出入口における物品搬出のための汚染確認測定において、台車(車輪部)1台に汚染(表面汚染密度5.2Bq/cm2)が確認されたため、汚染した台車を養生、仮置き及び対応検討。 |
D |
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8 |
2号機 |
中性子計装系局部領域モニタ(LPRM)検出器(40-25B)において、同モニタに「LPRM高」及び「PRNM軽故障」警報が発生し、その後、同警報が復帰したことから、モニタの指示値不良(ドリフト)が考えられるため、当該モニタをバイパスし、電気的特性試験を実施。 |
D |
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9 |
2号機 |
設備パトロールにおいて、補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置鉄イオン供給ポンプ吐出側ドレン弁にシートリーク(鉛筆1本分)が認められたため、当該ドレン弁を点検。 |
D |
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10 |
2号機 |
設備監視において、自動減圧系4弁(F001G、R/F001B、S)の開駆動用電磁弁コイル断線検出用表示ランプの消灯(当該コイル断線時、ランプが消灯するがコイルの断線は、発生していない)が認められたため、対応検討。 |
D |
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11 |
2号機 |
定期事業者検査「第17回総合負荷性能検査(A)検査」において、同検査要領書の検査成績書に未反映事項が認められたため、誤記訂正・正誤表を作成し、当該検査成績書に添付。 |
B |
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12 |
4号機 |
設備監視において、主発電機電圧指示計(CRT表示含)に指示値変動が認められたため、調査後、対応検討。 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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