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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年8月31日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年8月31日(金)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 7 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
2号機 |
主発電機固定子巻線水冷却系固定子冷却水入口温度調節弁(TCV-F001)点検において、同入口温度調節弁グランド部より水の滲みが認められたため、対応検討(床への滴下なし) |
D |
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2 |
2号機 |
設備パトロールにおいて、計装用圧縮機空気系空気圧縮機(B)および所内用圧縮機空気系空気圧縮機(B)のシリンダー部より潤滑油の漏えいが認められたため、当該シリンダー部を点検(漏えい量ー計装用:約5リットル/所内用:約0.5リットル) |
D |
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3 |
2号機 |
循環水系弁点検作業において、1、2号機工具管理センターより借用したコンベックス1個の紛失が認められたため、当該コンベックスを捜索および対応検討 |
D |
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4 |
2号機 |
定期事業者検査「直流電源系機能検査」の電解液温度測定時、同検査で使用する温度計(5本)が入ったビーカー(プラスチック製)を転倒させたことから、温度計1本が破損したため、当該温度計1本を交換、検査を継続 |
D |
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5 |
2号機 |
原子炉格納容器調気系常時補給用窒素ガス流量検出器(FT-033)において、指示値不良(ドリフト)が認められたため、当該検出器を点検 |
D |
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6 |
3号機 |
タービン建屋換気空調系復水器室空調機(A)ファン1用電動機点検において、羽根車軸内径寸法測定値および嵌め合い部寸法測定値に判定値外れが認められたため、当該嵌め合い部を補修 |
D |
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7 |
4号機 |
設備パトロールにおいて、コントロール建屋換気空調系非常用電気品室冷水系(A)サージタンクの液位上昇傾向が確認されたことから、調査を実施した結果、同サージタンク液位調節弁(AO-F315A)にシートリークが考えられるため、当該温度調節弁を点検 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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