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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年8月28日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年8月28日(火)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 9 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(A)貝殻除去装置渦流フィルタ差圧計点検時、同差圧計元弁(F705A)にシートリークが認められたため、当該差圧計元弁を点検 |
D |
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2 |
2号機 |
「主変圧器取替工事使用前事業者検査(その1)」の警報保護装置検査において、模擬信号による発電機界磁しゃ断器の開放確認をおこなう際、開放しない事象が発生した。同検査に係わる回路を確認した結果、界磁しゃ断器の開放側信号が別作業にて、除外されていることが判明したため、検査を中断、対応検討 |
C |
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3 |
2号機 |
原子炉隔離時冷却系蒸気系ライン漏えい検査において、蒸気供給ライン2次ドレン弁(AO-F028)、及びドレントラップバイパス弁(AO-F031)にシートリークが認められたため、対応検討 |
D |
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4 |
2号機 |
設備パトロールにおいて、原子炉格納容器内照明器具2個の破損が認められたため、当該照明器具を交換 |
D |
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5 |
2号機 |
復水器(A)機内圧力検出系改造後の圧力計動作確認時、同機内圧力発信器(PT-043A:警報用)のテスト弁にシートリークが認められたため、対応検討 |
D |
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6 |
3号機 |
気体廃棄物処理系排ガスドレンポンプ吸込圧力計(PI023)点検において、指示値精度に判定値外れが認められたため、当該圧力計を交換 |
D |
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7 |
4号機 |
北側海水熱交換器建屋2階の機器搬入口シャッター操作時、同シャッタースイッチ箱の鍵が使用できなったことから、確認したところ、当該シャッターの鍵とスイッチ箱は、昨年改造され新しくなっていたが旧式の鍵を使用したことから、鍵の使用ができなかったことが判明したため、改造後の新しい鍵を整備、保管 |
D |
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8 |
4号機 |
漏えい検出系原子炉格納容器貫通外側計装配管温度指示計(TIS915)点検後の復旧操作時、同指示計の操作スイッチ(キーボード)が操作不能となったため、対応検討 |
D |
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9 |
4号機 |
試料採取系原子炉格納容器内露点計装系点検時、原子炉格納容器上部(試料採取点(SP161A)のサンプル入口弁を閉としたにもかかわらず、同サンプルライン流量計(FI161-1)に指示が確認されたことから、同サンプル入口弁のシートリークが考えられるため、当該弁を点検 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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