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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年7月25日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年7月25日(水)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 9 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(B)貝殻除去装置差圧計元弁点検において、同差圧計元弁2台(F704B、F705B)の弁本体、及び締付けボルトに錆、腐食の発生、弁体にライニングの劣化が認められたため、当該弁を交換 |
D |
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2 |
1号機 |
プラントデータ表示システム用計算機において、緊急時対策室用CRT(No.10)周辺機器の「故障」表示が発生したことから、確認したところ緊急時対策室のCRTに表示不良が認められたため、調査後、対応検討 |
D |
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3 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電設備(A系)ディーゼル機関点検において、排気弁1個(No.10-19)、及び、排気弁連結金具2個(No.1-2、10-19)の冷却水通路に腐食が認められたため、当該排気弁、及び連結金具を交換 |
D |
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4 |
2号機 |
所内電源設備480Vパワーセンター(閉鎖配電盤)2C-2点検において、同パワーセンター用動力変圧器(2C-2)の低圧側回路の絶縁抵抗測定を行ったところ、絶縁抵抗測定値に判定値外れが認められたため、当該変圧器を乾燥措置 |
D |
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5 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電設備(A系)ディーゼル機関点検において、排気管1本(全2本)の接続部フランジパッキンに割れが認められたため、当該フランジパッキンを交換 |
D |
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6 |
2号機 |
定期事業者検査要領書「制御棒駆動機構機能検査」において、同検査要領書の一部(検査計器の精度)に誤記が認められたため、当該要領書の誤記を訂正 |
D |
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7 |
3号機 |
プロセス放射線モニタ系の液体廃棄物処理系排水サンプリングラック(R152)内圧力計点検時、同ラック洗浄水ライン入口弁(MV2)にシートリークが認められたため、当該弁を点検、補修 |
D |
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8 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、復水脱塩装置制御盤の復水脱塩塔(C、D塔)入口流量記録計(FRS002B)の日付印字に印字不良(誤印字)が認められたため、当該記録計を点検、補修 |
D |
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9 |
4号機 |
設備監視において、タービン補機冷却系サージタンク水位に低下傾向が認められたことから調査を行ったところ、タービン補機冷却系熱交換器(A)の伝熱管に漏えいがあるものと判明したため、当該漏えい伝熱管を特定後、閉止栓取付 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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