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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年7月20日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年7月20日(金)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 16 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
燃料プール冷却材浄化系ろ過脱塩器バイパス弁(F021)点検において、同弁弁体に腐食が認められたため、当該弁体を交換 |
D |
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2 |
1号機 |
原子炉建屋大物搬入口外扉の開操作時、同扉駆動電源(480Vパワーセンター1SB)に地絡警報が発生したことから調査したところ、同外扉電気回路に絶縁不良が考えられるため、調査後、対応検討 |
D |
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3 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電設備(A系)ディーゼル機関入口潤滑油温度スイッチ(TS-037A)点検において、同スイッチの動作精度に判定値外れが認められたため、対応検討 |
D |
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4 |
2号機 |
定期事業者検査「監視機能健全性確認検査(その1の8)」において、同検査要領書の一部に誤記が認められたたため、当該要領書の誤記を訂正後、検査を再開 |
D |
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5 |
2号機 |
コントロール建屋換気空調系中央操作室冷凍機(A)蒸発器伝熱管の渦流探傷検査において、伝熱管の測定値に判定値外れが認められたため、対応検討 |
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6 |
2号機 |
コントロール建屋換気空調系中央操作室冷凍機蒸発器(C)伝熱管の渦流探傷検査において、伝熱管の測定値に判定値外れが認められたため、対応検討 |
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7 |
2号機 |
残留熱除去系原子炉停止時冷却系(A系)入口圧力スイッチ(PS-021A)用元弁(F753A)点検において、同弁弁棒に摺動傷が認められたため、当該弁棒を交換 |
D |
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8 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電設備(A系)排ガス温度検出器点検において、排ガス温度検出器13台の絶縁抵抗測定値に判定値外れが認められたため、調査及び対応検討 |
D |
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9 |
2号機 |
復水脱塩装置分離混合塔逆洗用水上部入口弁(F079)作動試験時、同弁開検出用リミットスイッチに不良が認められたため、当該リミットスイッチを交換 |
D |
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10 |
3号機 |
所内電源設備480Vモーターコントロールセンター3SA-3点検において、ユニットNo.1F(接地装置)の扉開閉駆動用ソレノイド部から異音が認められたため、対応検討 |
D |
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11 |
3号機 |
設備監視において、中性子計装系局部出力領域モニタ(LPRM)検出器(16-17A)に指示不良(ドリフト)が認められたため、当該モニターを除外、対応検討 |
D |
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12 |
3号機 |
タービン建屋低電導度廃液系低電導度廃液サンプポンプ(B)起動、停止時、同サンプポンプ(B)出口流量計の「レンジ逸脱」警報が発生することから、同出口流量発信器(FR018B)の動作不良が考えられるため、当該出口流量計を点検 |
D |
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13 |
4号機 |
大型弁分解用門型クレーン点検において、ペンダントスイッチ用ケーブルの保護チューブに亀裂、走行レール取付用ボルトの基礎からの脱落が認められたため、当該保護チューブのブッシュを交換、及び走行レール取付用ボルトを打直し |
D |
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14 |
4号機 |
設備パトロールにおいて、格納容器雰囲気モニタ装置用凝結防止ヒーター(A)温度計(TIS-040A:ドライウェル側)に指示値不良(オーバースケール)が確認されたことから調査を行ったところ、同ヒーター制御回路の不良が考えられるため、当該ヒーター制御回路を調査後、対応検討 |
D |
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15 |
4号機 |
所内用圧縮空気系空気圧縮機(A)運転時、同空気圧縮機駆動用ベルトにたわみ(全7本中、4本のベルトにたわみ大)が認められたため、当該ベルトを点検 |
D |
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16 |
1.2号廃棄物 処理設備 |
除染廃液系除染廃液収集ポンプ(A)点検において、同ポンプインペラとウエアリングの間隙寸法測定値に判定値外れが認められたため、当該インペラを交換 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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