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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年6月22日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年6月22日(金)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 14 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉建屋換気空調系給気処理室内点検において、給気フィルタに破損(4枚)、及び給気加熱器に目詰まりが認められたため、当該給気フィルタを交換、及び給気加熱器を清掃 |
D |
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2 |
2号機 |
所内電源設備480Vモーターコントロールセンター2B-1-2(ユニット9C:凝縮水移送ポンプ(B))点検において、主回路電磁接触器より異音の発生が認められたため、予備ユニットと入替 |
D |
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3 |
2号機 |
主復水器(A、B、C)抽気配管の防熱板点検において、防熱板止め金具部にガタツキ、腐食の発生(A:1156箇所、B1097箇所、C:1143箇所(全数:1729/基))、また、主復水器(A)系防熱板溶接部の一部に割れが認められたため、当該止め金具を交換、及び防熱板割れ部を補修 |
D |
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4 |
2号機 |
所内電源設備480Vモーターコントロールセンター2B-1-1(ユニット5A:ドライウェル露点計サンプルポンプ)点検において、過負荷継電器(49)に動作不良が認められたため、予備ユニットと入替 |
D |
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5 |
2号機 |
所内電源設備480V取水設備モーターコントロールセンター(ユニット7B:バー回転式スクリーン(G))点検において、制御回路(リミットスイッチ2個(過トルク検出用、シャーピン断検出用)の絶縁抵抗測定値に判定値外れが認められたため、調査及び対応検討 |
D |
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6 |
2号機 |
定期事業者検査「監視機能健全性確認検査(その1の2)」において、同検査要領書の検査時確認警報名称の一部に誤記が認められたため、当該要領書を訂正後、検査を再開 |
D |
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7 |
2号機 |
制御棒駆動水圧系制御棒駆動水加熱器点検時、同加熱器制御盤(H22-P020A、B)の扉パッキンに劣化が認められたため、当該扉パッキンを交換 |
D |
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8 |
2号機 |
原子炉補機冷却系第2中間ループ系(A、B、C系)弁点検において、同系熱交換器の出口弁3台(F204A、B、C)、及び同系循環ポンプの吸込弁3台(F278A、B、C)の弁蓋バックシート面にひびが認められたため、当該弁の弁蓋を交換 |
D |
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9 |
2号機 |
高圧炉心スプレイ系ディーゼル発電設備点検時、同ディーゼル機関用排気管の支持物に腐食が認められたため、当該支持物を交換 |
D |
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10 |
2号機 |
制御棒駆動水圧系(A系)の系統内水張り操作時、系統流量調節弁(FCVーF002A)の開操作を自動/手動切替装置にて手動操作した際、当該装置の手動用指示計(弁開度と制御用圧力を示す)に不良が確認されたたため、当該手動用指示計を交換 |
D |
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11 |
3号機 |
中性子計装系起動領域モニタ定例試験時、同モニタ(ch.H)記録計(NR602D)に指示値不良(上方へドリフト)が認められたため、当該記録計を点検 |
D |
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12 |
3号機 |
原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器(B)の逆洗操作時、逆洗用空気供給弁(F102B)の異常動作により、「逆洗空気圧力低」にて逆洗工程が停止した。調査した結果、同弁インターロック用タイマーリレー(T061)に作動不良が認められたため、当該タイマーリレーを交換 |
D |
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13 |
3.4号廃棄物 処理設備 |
設備監視において、濃縮廃液系濃縮廃液タンク(C)液位の上昇傾向が確認されたことから、調査した結果、同タンク温水入口弁(AO-F120C)にシートリークが考えられるため、当該入口弁を点検 |
D |
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14 |
その他 |
発電所構内移送用の使用済燃料輸送容器工事計画認可申請書において、添付書類に記載されている使用済燃料輸送容器の寸法公差に一部記載誤りが認められたため、当該申請書の扱い等について対応検討 |
A |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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