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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年6月20日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年6月20日(水)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 7 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
2号機 |
空気作動弁用計装用圧縮空気系ラインの点検において、原子炉補機冷却系第2中間ループ系計装ラック(H22-R151)の計装用圧縮空気母管入口フランジ部より空気の微少漏えいが認められたため、当該フランジ部を点検 |
D |
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2 |
2号機 |
原子炉冷却材再循環ポンプ用可変周波数電源装置(B)点検による流体継手すくい管の取り外し作業時、すくい管端部の一部に変形を与えたため、当該すくい管を補修 |
D |
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3 |
2号機 |
原子炉隔離時冷却系ポンプ吐出ライン1次ドレン弁(F528)点検において、同弁弁体当たり面にブローホール(空洞部)の発生が認められたため、当該弁の弁体および弁座を交換 |
D |
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4 |
2号機 |
定期事業者検査「安全保護系設定値確認検査(その1)」において、同検査要領書に誤記が認められたため、当該要領書の誤記を訂正後、検査を再開 |
D |
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5 |
3号機 |
3.4号機工具管理センターのトルクレンチ定例校正において、トルクレンチ1台に判定値外れが認められたため、当該トルクレンチを補修後、再校正 |
D |
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6 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置の原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(C)入口流量計(FI036C)下部より水の滴下(10分に1滴程度)が確認されたことから、調査した結果、同流量計下部にピンホールが認められたため、当該流量計を補修 |
D |
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7 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、タービン補機冷却系熱交換器(C)用貝殻除去装置内に貝の大量付着が確認されたことから、同装置のブローラインに詰まりが考えられるため、当該貝殻除去装置及びブローラインを清掃 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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