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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年6月14日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年6月14日(木)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 10 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
コントロール建屋換気空調系電気品室冷凍機(B)運転中において、「電気品室給気温度高」表示が発生したことから、確認したところ同冷凍機の容量制御リレーの制御不良により、スライドベーンが開制御されるべきところ、全閉になっていることが認められたため、当該容量制御リレーを点検 |
D |
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2 |
2号機 |
原子炉冷却材再循環ポンプ可変周波数電源装置(A)用流体継手部点検において、同流体継手のすくい管リンク部のジャバラに損傷(破れ)が認められたため、当該ジャバラを交換 |
D |
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3 |
2号機 |
残留熱除去系(A系)原子炉停止時冷却ライン入口弁(HO-F023A)点検時、同弁閉状態表示用リミットスイッチのケーブルに断線が認められたため、当該ケーブルを交換 |
D |
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4 |
2号機 |
制御棒駆動水圧系水圧制御ユニットアキュムレータの窒素ガス充填作業後の漏えい確認試験において、アキュムレータ(制御棒座標:06-31)用窒素容器接続部より窒素ガスの微少漏えい(かに泡程度)が認められたため、当該窒素容器接続部を点検 |
D |
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5 |
2号機 |
主復水器(A)(B)(C)の伝熱管最外周部点検において、伝熱管に浸食、傷(各復水器の状況・・・A-1:1本(浸食)、B-1:1本(傷)、C-2:2本(浸食))が認められたため、当該伝熱管に閉止栓を取付 |
D |
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6 |
3号機 |
原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(B)用貝殻除去装置出入口差圧発信器元弁(F704B)点検時、同弁本体及びボルト類に錆、腐食が発生し、同弁の分解ができないため、当該弁を交換 |
D |
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7 |
3号機 |
3.4号機工具管理センターより借用した工具(グラインダー用スパナ2本)について、当該工具管理センターに返却されていないことが確認されたため、当該のスパナを捜索 |
D |
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8 |
3号機 |
タービン建屋加熱蒸気系及び戻り系凝縮水移送ポンプ(A)試運転準備のためのフラッシュタンク水位調整操作時、同タンクオーバーフロー水がファンネルから溢水(約14.5リットル)したため、当該漏えい水を汚染検査(汚染なし)後、除去及び対応検討 |
D |
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9 |
3号機 |
定期事業者検査要領書「主要制御系機能検査」において、同要領書に誤記が認められたため、当該誤記を訂正 |
D |
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10 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、原子炉建屋換気空調系の加熱蒸気戻り系蒸気トラップ入口弁(F1060B)(制御棒駆動水圧系水圧制御ユニット(B系)エリア)の保温材に剥離が認められたため、当該弁の保温材を補修 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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