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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年5月18日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年5月18日(金)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 17 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
危険物施設状況調査において、非常用ディーゼル発電設備(A系)(B系)の各潤滑油タンクのフランジ部、高圧炉心スプレイ系ディーゼル発電設備の潤滑油配管及びサイトフローに油のにじみが認められたため、対応検討 |
D |
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2 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、給水加熱器ドレン系ヒータードレンポンプシール水1次元弁(F103)の弁銘板が脱落していることが認められたため、当対応検討 |
D |
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3 |
1号機 |
設備監視において、気体廃棄物処理系(真空ポンプ(A)運転時)に流量の動揺が確認されたことから、排ガス真空ポンプ(A)循環圧力制御弁(PCV-F037A)に制御不良が考えられるため、調査後、対応検討 なお、同系の運転に問題なし |
D |
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4 |
2号機 |
原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩装置盤(H22-P050)タイマーリレー点検において、タイマーリレー2個に本体ケースの破損が認められたため、当該ケースを交換 なお、タイマーリレーの機能は問題なし |
D |
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5 |
2号機 |
原子炉冷却材再循環ポンプ(A、B)吸込温度記録計(TR-601)点検において、記録ペン用サーボモータに作動不良が認められたため、当該温度記録計を点検 |
D |
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6 |
3号機 |
所内電源設備6.9kVメタクラ(高圧閉鎖配電盤)3C点検において、しゃ断器開閉試験用押しボタンスイッチ2個(1B:受電3C-3SA2、8B:予備)の破損が認められたため、対応検討 |
D |
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7 |
3号機 |
第2給水加熱器ドレン冷却器(A)出口逆止弁(F026B)点検において、弁体シート面に割れが認められたため、対応検討 |
D |
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8 |
3号機 |
定期事業者検査要領書「安全保護系設定値確認検査(その2)」において、警報名称の記載に誤記が認められたため、当該要領書の誤記を訂正 |
D |
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9 |
3号機 |
非常用炉心冷却系ストレーナ取替工事使用前検査(ホ)検査用計器の適切性の厳格な確認において、確認計器(残留熱除去系冷却水ポンプ(B)、(C)吐出流量計の開平演算器の仕様)点検記録の不備について検査官より指摘を受けたため、対応検討 |
B |
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10 |
3号機 |
所内電源設備480Vモーターコントロールセンター3A-1-3(ユニット1E:母線接地装置)点検において、母線接地装置用抵抗器のカバー(樹脂製)の一部に破損が認められたため、対応検討 |
D |
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11 |
3号機 |
定期事業者検査要領書「安全保護系設定値確認検査(その2)」において、平均出力領域モニタにかかわる警報名称の記載漏れが認められたため、当該要領書の誤記を訂正 |
D |
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12 |
3号機 |
主タービン湿分分離器(B)ドレンタンク点検において、同タンク保温材に劣化が認められたため、当該保温材を交換 |
D |
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13 |
3号機 |
タービン建屋海水ストームサンプ水位監視準備作業時、現場監視システム(現場映像を遠方箇所から視聴できるシステム)に使用する映像出力用ケーブルが撤去されていたため、調査及び対応検討 |
D |
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14 |
4号機 |
設備監視において、プロセス計算機に「計算機軽故障」、「プラント監視サーバ(B)共用ディスク異常」表示が発生したため、当該ディスク装置を交換 |
D |
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15 |
4号機 |
設備パトロールにおいて、原子炉補機冷却系第1中間ループサージタンク補給水ストレーナ差圧計(DPI-010)に指示値不良(ダウンスケール)が認められたため、当該差圧計を点検 |
D |
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16 |
4号機 |
設備パトロールにおいて、燃料プール冷却浄化系保持ポンプ(A)出入口差圧計(DPI-027A)に指示値不良(ダウンスケール)が認められたため、当該差圧計を点検 |
D |
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17 |
1.2号廃棄物 処理設備 |
廃棄物処理建屋ランドリー搬出入口エリアにおける物品搬出のための汚染確認測定において、洗濯後の作業用靴下に汚染(22Bq/cm2)が確認されたため、汚染された当該の靴下を養生、仮置きするとともに調査、対応検討 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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