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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年3月5日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年3月5日(月)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 10 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
3号機 |
補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置電解槽点検において、同電解槽内面のゴムライニングにライニングの剥離が認められたため、当該ライニングを補修 |
D |
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2 |
3号機 |
タービン補機冷却系熱交換器(C)用貝殻除去装置出入口差圧発信器元弁(F706C)点検において、弁体ライニングに剥離、弁座シート面のライニングに摩耗が認められたため、当該弁一式を交換 |
D |
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3 |
3号機 |
試料採取系排ガスサンプル水素分析装置水素分析計入口流量計(FIT191)点検において、同流量計精度に判定値外れが認められたため、当該流量計を交換 |
D |
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4 |
3号機 |
復水ろ過装置復水ろ過器(H塔)の再生工程(プリコート材調整工程)時、同再生工程の設定時間に達しているにも係わらず工程が終了しない(終了表示灯の不点灯)ことが認められたため、当該工程を手動完了、及び原因調査後に対応検討 |
D |
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5 |
3号機 |
原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(C)点検に伴う海水側排水作業時、海水側水室ドレン弁(F505C)配管からの排水不良が認められたため、当該排水配管を清掃 |
D |
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6 |
3号機 |
廃棄物処理エリア換気空調系給気ファン(B)から(A)への運転切替時、給気ファン(B)の出口逆流防止ダンパ(グラビティダンパ)の動作不良(開固着)が認められたため、当該ダンパを点検 |
D |
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7 |
4号機 |
加熱蒸気・戻り系凝縮水移送ポンプ(B)試運転時、同ポンプ軸受け冷却水入口配管継手部より水の微少漏えいが認められたため、当該継手部を補修 |
D |
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8 |
4号機 |
プロセス放射線モニタ系において、原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器出口冷却水の「放射能高」警報が発生、その後復帰した。同系統の配管、及び水質分析を行い異常がないことから、調査後、対応検討 |
D |
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9 |
4号機 |
プロセス放射線モニタ系主排気筒放射線モニタにおいて、「主排気筒放射線モニタ(SCIN(シンチレーション))ドレン異常・流量異常」表示が発生したことから確認したところ、主排気筒モニタサンプルポンプ(B)が停止していることを確認したため、当該サンプルポンプを点検、なお 当該モニタは、サンプルポンプ(A)運転にて、指示値に問題なし |
D |
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10 |
その他 |
原子燃料集合体管理システムの帳票「燃料詳細データ」の確認時、同帳票記載の日付に誤記(入力ミス)が確認されたため、当該日付を修正 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・保安規定に関わる不適合事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた不適合事象
・運転監視の強化が必要な事
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な不適合事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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