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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年12月25日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年12月25日(月)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 8 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、プロセス放射線モニタのトリチウム回収装置(B)用サンプルポンプ(B)より異音の発生が認められたため、当該ポンプを点検 |
D |
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2 |
1号機 |
設備監視において、プロセス計算機に「CPU(No.4)システムディスク装置(No.1)故障」表示が発生したため、調査及び対応検討
なお、プラント監視機能には問題なし |
D |
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3 |
2号機 |
海水熱交換器建屋換気空調系給気処理装置の漏えい確認試験時、加熱蒸気入口圧力調節弁前弁(F011)にシートリークが認められたため、当該弁を点検 |
D |
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4 |
3号機 |
原子炉建屋付属棟低電導度廃液系サンプ(A)ポンプ(C)起動時、同ポンプのグランド水漏えい量が多く(鉛筆芯1本程度)、グランド水受け容器より溢水(約0.03リットル)したことが認められたため、漏えい水を汚染検査(180.9Bq)後、除去し除染、及び当該ポンプのグランド部を点検 |
D |
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5 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、復水ろ過装置復水ろ過器(I・J・K塔)出口流量記録計(FRS007C)の復水ろ過器(I塔)出口流量に指示値不良(ハンチング)が認められたため、当該ろ過器(I塔)流量検出系を点検 |
D |
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6 |
4号機 |
過渡現象記録装置機能確認試験時、当該記録装置への一部の入力信号が遮断されていたことが確認されたことから、調査を行った結果、信号ケーブル1本の損傷が認められたため、当該ケーブルを引き替え |
D |
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7 |
4号機 |
コントロール建屋換気空調系非常用電気品室(A)冷凍機(C系)起動時、「冷凍機異常」、及び「圧縮機(C1)潤滑油圧力低」表示が発生、同圧縮機(C1)が停止したため、調査及び対応検討 |
D |
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8 |
4号機 |
コントロール建屋換気空調系非常用電気品室(A)冷凍機(C系)起動時、「冷凍機異常」、及び「圧縮機(C1)潤滑油圧力低」表示が発生、同圧縮機(C1)が停止した。その後、冷凍機(A系:圧縮機A1・A2)が自動起動したが、「圧縮機A1・A2冷水出口温度低」が発生し、圧縮機(A1)が停止したため、調査及び対応検討 |
D |
・No.7関連不適合 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・保安規定に関わる不適合事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた不適合事象
・運転監視の強化が必要な事
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な不適合事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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