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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年12月22日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年12月22日(金)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 7 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
取水設備トラベリングスクリーン(F)、バースクリーン(F)用電動機点検において、両電動機の冷却ファンカバーに腐食の発生が認められたため、当該ファンカバーを交換 |
D |
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2 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、主発電機密封油装置の密封油ポンプ吐出圧力計(PI002)に指示値不良(ハンチング)が認められたため、当該圧力計を点検 なお、同装置機能に問題なし |
D |
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3 |
1号機 |
主発電機固定子冷却水ポンプ予備機自動起動試験(定例試験)において、ポンプ2台(A、B)運転後、予備機ポンプ(A)を停止し、ポンプ(B)の1台運転に復帰したところ、同ポンプに「吐出圧力低」表示が発生し、予備機ポンプ(A)が起動したため、調査及び対応検討 |
D |
・11月29日 No.2関連不適合 |
4 |
4号機 |
サプレッションプール水温度監視系のサプレッションプール水温度検出器(TE-001E)点検において、絶縁抵抗値に判定値外れが認められたため、当該検出器の交換を検討 |
D |
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5 |
4号機 |
補機冷却海水系海水ポンプ(C)用電動機点検において、回転子軸の冷却ファン嵌め合い部にかじり傷が認められたため、当該回転子軸を補修 |
D |
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6 |
4号機 |
復水・給水系第6低圧給水加熱器ドレン冷却器(B)復水入口弁(MO-F104B)作動試験時、同弁駆動用電動機軸受け部より異音の発生が認められたため、当該電動機を点検 |
D |
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7 |
3.4号廃棄物 処理設備 |
3.4号廃棄物処理建屋大物搬入口から建屋内(管理区域)へ工事資材を搬入した際、保安監視員の立会(管理区域と非管理区域の境界監視)を受けなかったことが確認されたため、注意喚起及び対応検討 |
C |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・保安規定に関わる不適合事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた不適合事象
・運転監視の強化が必要な事
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な不適合事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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