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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年9月5日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年9月5日(火)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 11 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、放射性ドレン移送系サービス建屋シャワードレンサンプポンプ(B)軸封部のグランド水受け部より水の溢水が確認されたことから、グランド水排水配管の詰まりが考えられるため、漏えい水を汚染検査(汚染なし)後、除去及び調査並びに対応検討 |
D |
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2 |
2号機 |
第16回定期事業者検査「電動機検査(その1の2)」において、委託者を検査員として指名する「委託検査員の要件確認書」の未作成が認められたため、「委託検査員の要件確認書」を作成し、添付 |
D |
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3 |
2号機 |
タンクベント処理系タンクベント排風機(B)点検において、ファン側軸受ケース内径寸法に判定値外れが認められたため、当該軸受ケースを交換 |
D |
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4 |
2号機 |
2号機全域の機器ファンネルの取付状況確認において、タービン建屋内の5箇所のファンネルに不良箇所(トラップ(内筒)の紛失)が認められたため、当該ファンネルを修理 |
D |
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5 |
2号機 |
主復水器連続洗浄装置(B系)貝・ボール分離装置ドレン弁(B)(F518B)操作時、同弁の操作レバー(腐食による固着)に配管サポートが干渉することが認められたため、当該操作レバーを点検 |
D |
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6 |
2号機 |
主復水器連続洗浄装置(B系)の隔離操作において、復水器入口管ボール注入入口弁(F003B)にシートリークが認められたため、当該弁の点検を検討 |
D |
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7 |
3号機 |
主復水器連続洗浄装置(C系)ボール循環ポンプ(C2)点検において、インペラー固定ボルト、インペラーキャップ、ポンプ軸のキーの脱落が認められたため、対応検討 |
D |
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8 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、取水設備洗浄ポンプ(A)軸封部のグランド水漏えい量の多いことが認められたため、グランドパッキンを交換 |
D |
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9 |
4号機 |
タービン建屋凍結防止分電盤(R52-P101)点検において、回路NO.12(主復水器連続洗浄装置計装配管用ヒーター)の絶縁抵抗測定値に判定値外れが認められたため、当該回路を点検 |
D |
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10 |
4号機 |
タービン建屋凍結防止分電盤(R52-P101)点検において、回路NO.31(予備回路)の漏電しゃ断器に動作時間の判定値外れが認められたため、当該漏電しゃ断器を交換 |
D |
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11 |
その他 |
発電所構内監視において、構内防波堤沿いフェンスの一部が破損(高波によるものと推定)していることが認められたため、立入禁止措置及び調査並びに対応検討 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・保安規定に関わる不適合事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた不適合事象
・運転監視の強化が必要な事
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な不適合事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 | ・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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