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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年8月21日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年8月21日(月)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 9 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、復水浄化系復水ろ過器(E)塔のベント弁(AO-F024E)用電磁弁の排気ラインより作動用空気の漏えいが認められたため、空気元弁閉及び当該電磁弁を点検 |
D |
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2 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、消火系圧力調整用消火ポンプ(B)のグランドリーク水受けより水の溢水が認められため、排水配管を清掃 |
D |
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3 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、原子炉冷却材再循環ポンプ可変周波数電源装置(A)用駆動電動機空気冷却器(A1)の入口弁(F019A)及び出口弁(F020A)のグランド部より水のにじみが認められたため、当該弁のグランド部を増締め |
D |
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4 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、海水熱交換器建屋内の補機冷却海水系配管より海水の漏えいが確認された(漏えい量:約36リットル)ため、漏えい箇所を治具により止水及び漏えい水を除去、今後対応検討 |
D |
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5 |
3号機 |
補機冷却海水系停止・隔離中の原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(C)貝殻除去装置において、「貝殻除去装置異常(差圧高)」表示が発生したことから確認したところ、貝殻除去装置出入口差圧検出器(DPT005C)の不良と考えられるため、当該差圧検出器を点検 |
D |
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6 |
3号機 |
補機冷却海水系原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(C)点検に伴う海水排水中において、「シーケンス異常(差圧高)」表示が発生したため、制御回路系の誤表示と考えられるため、調査及び対応検討 |
D |
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7 |
4号機 |
設備パトロールにおいて、第6給水加熱器(C)復水器側水位調節弁前1次ドレン弁(F567C)、2次ドレン弁(F568C)にシートリーク(鉛筆太さ半分程度の量)が認められたため、当該配管をフラッシング |
対象外 |
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8 |
4号機 |
中央操作室パトロールにおいて、スクラムタイミングレコーダ盤(H13-P660)の制御ケーブル端子の締付けネジ1個にネジ山破損が認められたため、スクラムタイミングレコーダの交換を検討 |
D |
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9 |
サイトバンカ |
設備パトロールにおいて、入退域エリア空調機の床面に水溜り(約625cc)を確認したため、調査したところ同空調機内加湿用給水管の亀裂部分より冷却水(純水)が漏えいしていることが認められたため、当該給水元弁を閉とし漏えいを止水、漏えい水を除去及び当該給水管を補修 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・保安規定に関わる不適合事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた不適合事象
・運転監視の強化が必要な事
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な不適合事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 | ・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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