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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年8月10日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年8月10日(木)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 7 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
プラント監視において、プロセス放射線モニタ系高感度排ガスモニタの端末CRTに指示値不良(0cps)が認められたため、調査及び検出器を点検 |
D |
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2 |
1号機 |
プラント監視において、原子炉補機冷却系第2中間ループ冷却水ポンプ入口温度調節器(TIC205)の制御(応答時間)に遅れが生じているため、当該温度調節器を点検 |
D |
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3 |
2号機 |
中性子計装系局部出力領域モニタ(32-49C)において、指示値の上限値逸脱により過度現象記録装置が起動したことから確認を行ったところ指示値が瞬時上昇しとものと考えられるため、当該モニタを点検 |
D |
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4 |
3号機 |
復水浄化系復水ろ過装置(B)塔の通水流量確認時、出口流量記録計(FR007A)の指示不良(ステック)が認められたため、当該記録計を点検、補修 |
D |
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5 |
3号機 |
非常用ディーゼル発電設備(B系)定例試験時、同期検定回路のインカミング電圧計(SYI605-1)に指示値の遅れ(電圧上昇操作に対して電圧指示値に遅れがある)が認められたため、当該電圧計を点検 |
D |
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6 |
4号機 |
設備パトロール時、残留熱除去系ポンプ(B)点検用チェーンブロックの横行装置用手動チェーンの紛失が認められたため、手動チェーンを取付 |
D |
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7 |
4号機 |
主復水器連続洗浄装置運転時、ボール循環ポンプ(E)の吸込圧力及び吐出圧力が低め指示であることから、同ポンプの吸込配管に詰まりがあるものと考えられるため、当該吸込配管を清掃 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・保安規定に関わる不適合事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた不適合事象
・運転監視の強化が必要な事
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な不適合事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 | ・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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