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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年8月7日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年8月7日(月)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 8 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、非放射性ドレン移送系屋外トレンチストームドレンサンプポンプ(I)のグランド水排水配管の詰まりが認められたため、当該排水配管を清掃 |
D |
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2 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、循環水ポンプ(C)吐出弁(MO-F001C)の弁開度指示計内への雨水の浸入が認められたため、当該開度指示計を点検、補修 |
D |
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3 |
1号機 |
プラント起動におけるタービン主蒸気系の起動停止用蒸気式空気抽出器から主蒸気式空気抽出器への切替時、主蒸気式空気抽出器作動蒸気圧力が上昇(正常時約0MPaに対し2.4MPa)したことから確認した結果、同空気抽出器作動蒸気圧力調節弁(PCV-F005)にシートリークが考えられるため、対応検討 |
D |
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4 |
1号機 |
超高圧開閉所空気圧縮機用給油ポンプ(A)において、「圧縮空気発生装置故障」及び「給油ポンプ(A)吐出圧力低」表示が発生し、給油ポンプ(A)の停止が認められたため、調査及び対応検討 |
D |
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5 |
2号機 |
プラント監視時、復水器上部プレイ弁(A0-F042)が「開」したことから、確認した結果、タービンバイパス弁は動作していないこと(なお、プロセス計算機プリンタに「タービンバイパス弁開警報信号」打出しが発生するため調査中)、パラメータに変動がないことを確認し、同弁の「閉」操作を実施したが、動作不良(全閉にならない)及び同弁開閉用電磁弁に異音が認められたため、当該電磁弁を交換 |
D |
・7月31日No.6関連 |
6 |
3号機 |
循環水ポンプ点検用ガントリークレーン点検において、ガーター北側下部照明用の照明機器電線管に腐食及び破損が認められたため、当該電線管を交換 |
D |
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7 |
4号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ(B)室換気空調系空調ユニット(A系)から(B系)への定例運転切替時、停止した空調ユニット(A系)の送風ファンが逆転した。空調ユニット(A系)の出口グラビティダンパの動作不良(開固着)と考えられるため、当該グラビティダンパを点検、補修 |
D |
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8 |
サイトバンカ |
サイトバンカ建屋換気空調系給気ファン(A)から(B)への定例運転切替時、給気ファン(B)の出口グラビティダンパの動作不良(閉固着)が認められたため、当該グラビティダンパを点検、補修 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・保安規定に関わる不適合事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた不適合事象
・運転監視の強化が必要な事
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な不適合事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 | ・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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