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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年6月29日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年6月29日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
移動式炉内計装系(TIP)検出器取付復旧後の電気特性試験において、チャンネル(C)の電気特性(絶縁破壊電圧、静電容量)に判定値外れが認められたため、当該検出器を交換 |
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2 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(A)用電解鉄イオン海水供給ポンプ(A)出口逆止弁(F053A)にシートリークが認められたため、当該逆止弁を点検 |
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3 |
2号機 |
設備パトロールにおいて、非常用ディーゼル発電設備(B系)給気フィルターの破損及び破損したフィルター断片の給気処理室内への散乱が認められたため、当該給気フィルターを交換及び給気処理室内を清掃 |
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4 |
2号機 |
中性子計装系局部出力領域モニタ(08-41A)において、「平均出力領域モニタ(APRM)高」、「局部出力領域モニタ(LPRM)高」表示が発生したことから、確認を行ったところ指示値の瞬時上昇が認められたため、当該モニタをバイパスし、電気特性試験を実施 |
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5 |
3号機 |
残留熱除去系停止時冷却注入弁(A)用リミトルク(MO-F028A)点検時、同弁の電線管接続金具に破損が認められたため、当該電線管接続金具を交換 |
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6 |
4号機 |
計装用圧縮空気系空気ヘッダ圧力計(PI-309)点検において、同計器テスト弁の配管継手にひび割れが認められたため、テスト弁を交換 |
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7 |
4号機 |
中性子計装系局部出力領域モニタ(16-33C)において、指示値不良が認められたため、当該モニタをバイパスし、電気特性試験を実施 |
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8 |
4号機 |
取水設備点検において、固定式バースクリーン(G)、バー回転式スクリーン(G)及びトラベリングスクリーン(G)に塗装の剥離が認められたため、剥離箇所を補修塗装 |
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9 |
補助ボイラ |
補助ボイラ脱気器(B)点検による同脱気器液位計ドレン排出操作時に、液位計ドレン弁2個(F3078B・F3079B)を「開」したにも係わらず、ドレン排出の出来ないことが認められたため、ドレン排出配管を点検 |
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10 |
その他 |
設備パトロールにおいて、一次水処理設備前処理装置のポリ塩化アルミニウム注入ポンプ(B)が運転中にも係わらず、ポリ塩化アルミニウム貯槽の溶液の送り出されていないことが認められたため、調査及び対応検討 |
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11 |
その他 |
設備パトロールにおいて、一次水処理設備排水処理装置のポリ塩化アルミニウム注入ポンプが運転中にも係わらず、ポリ塩化アルミニウム貯槽の溶液の送り出されていないことが認められたため、調査及び対応検討 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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