不適合管理委員会報告情報（平成18年6月26日分）｜原子力

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平成１８年度不適合管理委員会報告情報（平成１８年６月２６日分）

◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。

平成18年6月26日（月）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡　例 ]

公表区分	事象の概要	主な具体例
区分１	法律に基づく報告事象等の重要な事象	・計画外の原子炉の停止　・発電所外への放射性物質の漏えい　・非常用炉心冷却系の作動　・火災の発生　　など
区分２	運転保守管理上、重要な事象	・安全上重要な機器等の軽度な故障　　　（技術基準に適合する場合）　・管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい　・原子炉等への異物の混入　　など
区分３	運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象	・計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化　・原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障　・主要パラメータの緩やかな変化　・人の負傷または病気の発生　　など
その他	上記以外の不適合事象	・日常小修理　　など

　　区分１　：　該当なし

　　区分２　：　該当なし

　　区分３　：　該当なし

その他
No.	号機等	不適合件名	備　考
1	1号機	500kV開閉所空気圧縮機空気貯槽において、「自動ドレン装置異常」表示が発生したことから、確認を行ったところ空気貯槽ドレン弁（S22-S0-V1,V2）の「開」動作不良であることが認められたため、当該ドレン弁及び制御回路の調査並びに点検
2	1号機	設備パトロールにおいて、原子炉建屋４階除洗シンクの除洗用水止め弁（F025）のグランド部より微少なリークが認められたため、当該グランド部を増締め
3	2号機	設備パトロールにおいて、復水・給水系高圧復水ポンプ（Ｃ）の軸受け箱振動計（VBR901C）に指示値不良が認められたため、当該振動計を点検、補修
4	3号機	復水ろ過器（Ｊ）塔出口導電率計用出力変換器（I/I006J）点検において、出力値の不良が認められたため、調査及び対応検討
5	4号機	設備パトロールにおいて、格納容器内雰囲気モニタ系水素・酸素モニター記録計（ZR-604B）の動作不良が認められたため、当該記録計を点検

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