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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年6月20日分)

◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
平成18年6月20日(火)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 定期事業者検査「制御棒外観検査」において、検査成績書の添付資料である検査体制図の検査助勢員1名に誤記が認められたため、検査成績書に正誤表を添付  
2 1号機 設備パトロールにおいて、気体廃棄物処理系排ガス粒子フィルタ(A)ドレン弁(N62-F536)の銘板に弁番号の記載間違いが認められたため、当該銘板を交換  
3 1号機 設備パトロールにおいて、非常用ディーゼル発電設備冷却系(B系)の清水冷却器二次冷却水入口ドレン弁(F528B)からのシートリーク(1滴/5秒)が認められたため、当該ドレン弁を点検  
4 1号機 設備パトロールにおいて、原子炉給水ポンプ駆動用タービンの油タンクガス抽出機(A)より油にじみが認められたため、油受け容器を設置、及び当該ガス抽出機を点検  
5 4号機 計装用圧縮空気系の原子炉冷却材浄化系制御用空気圧力計(PI-506)漏えい試験において、テスト弁グランド部から微少な空気漏えいが認められたため、当該グランド部を補修  
6 1.2号廃棄物
処理設備
設備パトロール時に、1号機屋外トレンチストームドレンサンプ(C)ポンプ(J)吐出側逆止弁(F338J)において、動作不良が認められたため、当該逆止弁を点検、補修  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353



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