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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年6月16日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年6月16日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉建屋廃棄物処理エリア換気空調系送風機(A)(B)点検時、両送風機のケーシングドレン配管に損傷、曲がりが認められたため、当該配管を交換 |
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2 |
1号機 |
原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(B)用貝殻除去装置の亜鉛板交換作業時、亜鉛板固定ボルト2本が折損(腐食による)したため、当該固定ボルトを交換 |
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3 |
1号機 |
原子炉系ジェットポンプ(17)流量伝送器(FT034T)点検時、計器テスト弁(高圧側)のシートリークが認められたため、テスト弁を交換 |
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4 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(C)用貝殻除去装置ブロー弁(F020C)の銘板に機器番号の誤記が認められたため、当該銘板を交換 |
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5 |
1号機 |
設備パトロールにおいて、非常用補機冷却系サージタンク(B)の水位に上昇傾向が見られたことから、確認を行ったところ同タンク水位調節弁(AO-F109B)のシートリーク(約3滴/秒)が認められたため、当該弁を点検 |
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6 |
3号機 |
復水系において、「復水回収タンク水位 高(警報用水位スイッチ:LS061)」表示が発生したことから、現場確認を行ったところ復水回収ポンプが停止状態であり、復水回収タンク廻りに水漏れ(約2.25リットル:当該タンクオーバーフロー水)を確認したため、漏えい水を汚染検査(汚染なし)後除去した。又、再現性確認において、復水回収ポンプ起動・停止用水位スイッチ(LS062)に動作不良が認められたため、当該水位スイッチを点検 |
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7 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、循環水ポンプ(B)のグランド部からのグランド水漏えい量の多いことが認められたため、グランド部を増締め、又、循環水ポンプ(A、C)のパッキン箱内に砂の溜まりが認められたため、パッキン箱内を清掃 |
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8 |
4号機 |
取水設備点検終了後において、「バー回転式スクリーン(F)過負荷トリップ(停止)」表示が発生したことから確認を行ったところ、制御回路(480Vモーターコントロールセンター3SHX-4ユニットNo.6D)のヒューズ切れが認められたため、調査及び対応検討 |
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9 |
その他 |
設備パトロールにおいて、一次水処理設備空気圧縮機(A)の吐出側フレキシブルホース(自在継手)より空気の漏えいが認められたため、当該フレキシブルホースを交換 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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