福島第二原子力発電所トップ

平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年5月25日分)

◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
平成18年5月25日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
  (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 重要補機振動監視装置のうち残留熱除去系ポンプ(A)位相計(VbZ067A)点検において、精度(±1%フルスケール以内)外れが認められたため、位相計を補修  
2 1号機 主蒸気系配管のサポート外観目視点検において、油圧式防振器3本に保護カバー取付状態の不良及び油圧式防振器2本にインジケータセット板の不良が認められたため、当該保護カバーの補修及びインジケータセット板を交換  
3 1号機 非常用補機冷却水ポンプ(B)吐出側逆止弁(F101B)点検において、弁体押さえボルト頂部及びアーム部に著しい摩耗が認められたため、当該弁体及びアーム部を補修  
4 1号機 原子炉冷却材浄化系ポンプ(B)吐出側逆止弁(F008B)点検において、弁体シート面の当たりに不良が認められたため、対応検討  
5 1号機 主蒸気系主蒸気第3隔離弁点検において、第3隔離弁(A、C、D)(MO-F004A,4C,4D)の各リミトルク内リミットスイッチに動作不良(固着)が認められたため、当該リミットスイッチを交換  
6 1号機 原子炉格納容器(PCV)耐圧漏えい試験時に使用する基準容器(試験設備)の耐圧漏えい試験において、原子炉格納容器漏えい試験ライン二次元弁(F702-2)のボンネット部より空気の漏えいが認められたため、当該弁を点検  
7 3号機 設備パトロールにおいて、補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置の原子炉補機冷却第2中間ループ熱交換器(C)入口流量計(FI036C)下部の保温材より海水の漏えい(1滴/秒)が認められたため、調査及び対応検討  
8 4号機 プラント起動中の中性子計装系において、「局部出力領域モニタ(LPRM)下限」表示の発生、及び局部出力領域モニタ(24-17B)の出力値下限(2.5%)が認められたため、当該モニタ(24-17B)をバイパスし電気特性試験を実施  

(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353




戻る

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします