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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年5月19日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成18年5月19日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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区分 3 : 1 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
定格熱出力一定運転中において、平成17年12月15日、主変圧器絶縁油の油中ガス定例分析(年1回)を実施したところ、アセチレンガス量の増加が見られ、同日以降、月1回分析を行い傾向を観察していた。平成18年5月18日の分析で管理値(0.5ppm)を超えたことから分析頻度を週1回としていたが、同5月30日に同ガスの微増傾向(0.86ppm)の継続が認められたことから監視を強化(監視体制設置・分析頻度を増加(週2回)) |
・5月30日に公表したことにより公表区分を「その他」から「区分3」に変更→公表文へ |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
復水脱塩装置脱塩塔(E)出口弁(MO-F007E)及び脱塩塔(F)入口弁(MO-F006F)駆動部点検において、ピニオンギア及びベアリングキャップに摺動傷(摩耗)が認められたため、ピニオンギア及びベアリングキャップを交換 |
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2 |
1号機 |
復水脱塩装置弁点検時、復水脱塩塔(F)樹脂移送弁(MO-F002F)用フレキシブル電線管の破損が認められたため、当該フレキシブル電線管を交換 |
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3 |
1号機 |
復水器連続洗浄装置ボール回収器(A~F)の入口切替弁6台(MO-F002A~F)及び出口切替弁6台(MO-F006A~F)点検において、全16台の弁体、弁棒、ボンネット部に腐食の発生が認められたため、腐食部を補修 |
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4 |
1号機 |
第1給水加熱器伝熱管の渦流探傷検査において、伝熱管1本に外面減肉が認められたため、当該伝熱管に閉止栓取付 |
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5 |
1号機 |
復水器起動用真空ポンプのシール水冷却器点検において、当該冷却器脚部に変形が認められたため、脚部を交換 |
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6 |
1号機 |
主発電機密封油真空ポンプ(A・B)点検時、給油配管継手部より油の滲みが認められたため、当該給油配管を交換 |
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7 |
1号機 |
高圧炉心冷却系用6.9kVメタクラ(高圧閉鎖配電盤)1HPCS点検において、キュービクルNo.1(母線連絡6.9kVメタクラ1SA-1)及びキュービクルNo.6(母線連絡6.9kVメタクラ1SB-1)の各制御回路端子台1個の端子台カバー固定用ツメに破損が認められたため、端子台交換 |
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8 |
1号機 |
取水設備トラベリングスクリーン点検において、同スクリーン(A)及び(H)のハウジングに腐食による貫通孔が認められたため、当該貫通部を補修 |
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9 |
1号機 |
作業用電源箱(R-103)の使用前点検において、配線用しゃ断器負荷側端子の対地間絶縁抵抗測定値の判定値外れ(2MΩ以上)が認められたため、調査及び対応検討 |
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10 |
1号機 |
復水器真空ポンプ真空破壊弁(F110)の配管フランジ溶接部の浸透探傷検査において、円形指示模様が認められたため、当該溶接部を補修 |
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11 |
1号機 |
タービン補機冷却系熱交換器(C)伝熱管の渦流探傷検査において、伝熱管5本のバッフル部に外面損傷が認められたため、当該バッフル部及び伝熱管を交換 |
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12 |
1号機 |
サービス建屋の管理区域出入口において、協力企業作業員1名が管理区域入域後誤って管理区域入口に戻ってしまい管理区域入口境界を出てしまったため、当該者及び逆行範囲(非管理区域)を汚染検査並びに対応検討 |
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13 |
1号機 |
非常用ディーゼル発電設備(B)の安全処置実施時、清水冷却器ドレン弁(F520B)の開閉操作不能(弁ハンドルの空回り)が認められたため、当該弁を点検 |
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14 |
1号機 |
ジェットポンプ流量計測配管の点検において、廻り止め座金1個に微少な初期摩耗痕が認められたため、対応検討 |
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15 |
3号機 |
漏えい検出系原子炉格納容器貫通外側計装配管温度記録計(A)(TRS606A)点検時の端子解線時、端子締付けビス1本が折損した、又他の端子締付けビスにねじ山の損傷(かじり)が認められたため、対応検討 |
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16 |
1.2号廃棄物
処理設備 |
ドラム缶搬送設備の子台車制御において、充填ドラム缶の積み降ろし時に子台車制御盤にオーバーラン表示灯が点灯することが認められたため、調査及び対応検討 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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