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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年5月18日分)

◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
平成18年5月18日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
  (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 タービン主蒸気系蒸化器入口蒸気圧力調節弁(PCV-F012)用アクチュエーター点検において、ポジショナー用信号空気配管の変形が認められたため、当該配管を交換  
2 1号機 定期事業者検査「給水加熱器解放検査」のうち第3給水加熱器(A)の浸透探傷検査において、復水側水室内出口配管溶接部の2箇所に指示模様が認められたため、当該不具合箇所を補修及び再検査  
3 1号機 タービン建屋1階の試料採取系タービン建屋試料採取盤(H22-P3521)撤去作業時の盤切断(溶断)作業において、切断時に発生した煙(盤塗料より発生)により火災報知器が動作(排煙が間に合わなかった)したため、作業を中断及び対応検討  
4 4号機 復水ろ過装置復水ろ過器のスラリー調整時に「プリコートタンク液位高」表示が発生したことから調査を実施したところ、排水側ストレーナに詰まりがあると考えられるため、当該ストレーナを点検・清掃  

(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353




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