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平成18年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年4月24日分)

◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
平成18年4月24日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 原子炉建屋2階跳ね上げ式床の下降操作時、可動機構滑車部より異音の発生が認められたため、滑車部を点検  
2 1号機 低圧復水ポンプ(A,B,C)の系統隔離時、軸封部シール水用元弁(F133)にシートリークが認められたため、当該弁を点検  
3 1号機 タービン潤滑油系主油タンク入口油流量計(FIS111)において、指示値不良(ステック)が認められたため、当該油流量計を点検  
4 2号機 タービン建屋弁グランド部漏えい検出温度指示計(TIS-602)において、指示値不良(同一測定点から移行しない)及び指示値の乱点が認められたため、当該温度指示計を点検  
5 3.4号廃棄物
処理設備
補助ボイラー蒸気放出監視用ITV設備点検において、カメラ装置不良(映像が映らない)が認められたため、当該ITVカメラを点検  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353



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