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平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年2月15日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成18年2月15日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 シャワードレン系シャワードレン受ポンプ(B)入口弁(F001B)の開閉リミットスイッチ交換時、開側リミットスイッチ動作用金具の取付ボルトに折損が認められたため、動作用金具ボルトを交換  
2 1号機 設備パトロールにおいて、高圧復水ポンプ(C)用電動機の反負荷側軸受け潤滑油戻りラインフローグラスに油面の変動が認められたため、調査及び対応検討  
3 2号機 主発電機励磁装置整流器冷却水流量計(FI-028)点検時、当該冷却水ラインのサイトグラスに滲み程度の漏水が認められたため、サイトグラスパッキンを交換  
4 3号機 廃棄物処理補機冷却系海水ポンプ(A)において、各部の振動測定を実施したところ、電動機振動値(水平・垂直方向)に判定値外れが認められたため、調査及び対応検討  
5 4号機 設備パトロールにおいて、主発電機密封油真空ポンプ(B)軸受けドレンプラグのシール部から微量な漏油が認められたため、シール部を補修  
6 1.2号廃棄物処理設備 プラスチック固化系ドラム搬出装置シーケンスコントローラ盤点検において、盤内冷却ファン1台(全3台)に故障が認められたため、当該冷却ファンを交換  
7 3.4号廃棄物処理設備 フロート式液位スイッチ校正装置の使用前点検において、液位調整用ポンプの起動が出来なかったため、校正装置を点検  
8 その他 一次水処理設備前処理設備において、薬注ポンプ(A、B)の共通吐出配管のフローグラスパッキン部からソーダ灰溶液の漏えい(約12リットル)が認められたため、ソーダ灰溶液を中和処理及びフローグラスパッキンを交換  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

        
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