|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成18年1月23日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成18年1月23日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
区分 2 : 1件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
定期検査中の2号機圧力抑制室内の最終点検において、ホース1本(長さ約130cm×直径約1cm)、テープ片(約5cm×約1cm)、プラスチック片(長さ約1cm×直径約0.5cm)を確認したため、回収。尚、ホースは、ダイバーが使用するものであると確認したが、当該ホースが残留した原因については、調査を実施。また、テープ片およびプラスチック片は、前回の点検では確認しにくい部位にあったものが、圧力抑制室内の水の動きにより移動してきたものと推定。 |
・1月20日公表済 |
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
計装用圧縮空気系空気圧縮機後部冷却器(A)吐出配管ドレン弁(F1006A)において、シートリークが認められたため、ドレン弁を点検 |
|
2 |
2号機 |
「原子炉保護系インターロック機能検査(その1)」検査要領書において、誤記が認められたため、誤記を訂正 |
|
3 |
3号機 |
気体廃棄物処理系排ガス循環水タンク(A)において、当該タンク入口弁(AO-F171A)のシートリークが認められたため、入口弁を点検 |
|
4 |
4号機 |
タービン補機冷却水熱交換器(C)において、鉄イオン注入流量計(FI-053)に指示値不良が認められたため、流量計を点検 |
|
5 |
4号機 |
原子炉建屋付属棟高電導度廃液サンプ(A)ポンプ(D)試運転時、吐出流量指示値(計算機)の指示不良が認められたため、流量計伝送器(FT-112A)を点検 |
|
6 |
1.2号廃棄物処理設備 |
廃棄物処理建屋電源設備480Vパワーセンター1WA-1において、零相電圧計(V0)に零相電圧の発生(0~30V:通常時0V)が認められたため、調査及び対応検討 |
|
7 |
3.4号廃棄物処理設備 |
原子炉冷却材浄化系デカントポンプ(B)の仮設制御盤からの運転において、シール水弁(AO-F124B)「開閉」インターロックの誤設定によりシール水弁が「閉」状態のままポンプが運転されていたことが認められたため、インターロックを復旧、当該ポンプを点検 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|