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平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年12月21日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成17年12月21日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
所内電源設備480Vパワーセンター(閉鎖配電盤)2C-1(6C)(制御棒駆動水ポンプ(A))用しゃ断器点検において、しゃ断器投入機構部衝撃緩和用クッションゴムに劣化が認められたため、当該のクッションゴムを交換 |
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2 |
2号機 |
原子炉格納容器調気系パージ用窒素ガス供給ライン圧力調節弁(AO-F202)点検において、同弁ミニチュア弁のグランド部より空気の微少漏えいが認められたため、弁を点検 |
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3 |
2号機 |
主タービン電気油圧式制御装置の油圧系統耐圧検査において、圧力13.2MPa到達後に高圧制御油圧ユニット内アキュムレータ(ACC-B2)の安全弁が動作し、窒素ガスが漏えいしたため、調査及び対応検討 |
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4 |
2号機 |
原子炉給水ポンプ駆動用タービン主油ポンプ(B1)の試運転において、同ポンプが過負荷により停止したため、原因調査及び対応を検討 |
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5 |
2号機 |
第3給水加熱器(C)点検において、伝熱管37本に管板内の拡管施工漏れが認められたため、当該伝熱管を拡管補修 |
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6 |
3号機 |
取水設備バー回転式スクリーン(D)用電動機点検において、冷却ファンカバーに腐食が認められたため、ファンカバーを交換 |
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7 |
3号機 |
取水設備トラベリングスクリーン(D)用電動機点検において、冷却ファンカバーに腐食が認められたため、ファンカバーを交換 |
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8 |
3号機 |
ストームドレン受タンク(B)点検において、タンク内面ライニングにヘアークラックが認められたため、ライニングを補修 |
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9 |
3号機 |
加熱蒸気系タービン建屋排ガス予熱器蒸気ヘッダ圧力計(PI-168)点検のため同計器元弁(F781)を「全閉」した際、同弁のシートリークが認められたため、弁を点検 |
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10 |
3号機 |
原子炉補機冷却系二次熱交換器(A)伝熱管の空気漏えい検査において、伝熱管1本の空気漏えいが認められたため、当該伝熱管を閉止 |
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11 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、タービン建屋換気空調系排気ファン(A)の軸受け油面計2個(ファンカップリング側軸受・反負荷側軸受)に油面計カバーガラス内に油溜まりがあることが確認されたため、油面計を補修 |
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12 |
3.4号廃棄物処理設備 |
シャワードレン収集ポンプ(A)において、メカシール部よりシール水の漏えい(約100cc/Hr)が認められたため、メカシールを交換 |
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13 |
3.4号廃棄物処理設備 |
高電導度廃液受タンク・使用済み樹脂受タンク液位記録計(LRS001)において、日付印字していないことが認められたため、記録計を点検 |
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14 |
3.4号廃棄物処理設備 |
3.4号雑固体廃棄物焼却設備1次セラミックフィルタエレメント破砕機における逆洗灰取出し作業において、ドラム装置が定位置停止用カウンタの不良により定位置で停止しないことが認められたため、ドラム装置定位置停止用カウンタを点検 |
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15 |
その他 |
廃棄物処理設備運転員の平成16年度保安教育報告書に教育項目、参加班名の誤記及び記入漏れ、保安管理教育個人管理表に参加班名、教育実施日時の誤記が認められたため、報告書及び管理表を訂正 |
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16 |
その他 |
低レベル放射性廃棄物搬出検査装置における搬出ドラム缶のコンテナへの積載作業において、抜き取り検査用ドラム缶と以外のドラム缶の混合積載ができないプログラムであることが認められたため、プログラムを修正 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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