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平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年12月19日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成17年12月19日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
タービン補機冷却系主発電機水素冷却器出口温度調節弁(TCV-F041)の点検において、ポジショナーマメゲージ3個の指示値不良が認められたため、マメゲージを交換 |
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2 |
2号機 |
2号機第16回定期事業者検査の安全管理審査において、「中央制御室非常用循環系設備検査」検査要領書の検査項目・検査方法の記載表現と三次マニュアルとの不整合が認められたため、三次マニュアルの記載表現を検討及び改訂 |
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3 |
2号機 |
低圧炉心スプレイ系注入弁(MO-F003)点検において、弁体(入口側)にクラックが認められたため、対応検討 |
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4 |
2号機 |
第4給水加熱器(A・B)液位調節弁(LCV-F007A・F007B)点検において、信号用空気配管に折損が認められたため、空気配管を交換 |
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5 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電設備非常用ディーゼル機関(A)点検において、1気筒のシリンダーヘッド冷却水入口連結管Oリング溝に腐食が認められたため、連結管を交換 |
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6 |
2号機 |
直流電源設備直流24V(B)系蓄電池の定例点検において、蓄電池(パイロットセル)1個に電解液比重の判定値外れが認められたため、比重調整による復旧 |
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7 |
2号機 |
原子炉格納容器調気系真空破壊弁作動試験時の弁箱内確認において、弁2台(AO-F025A・B)(全11台)に弁箱内部塗装の一部剥離が認められたため、当該弁を補修塗装 |
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8 |
2号機 |
主復水器点検において、伝熱管40本(A-1:3本・A-2:22本・B-1:3本・B-2:8本・C-2:4本)に減肉及び不入管が認められたため、伝熱管を閉止 |
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9 |
2号機 |
高圧炉心スプレイ系ディーゼル発電設備冷却海水系熱交換器ドレン弁(F607)の開閉操作時に弁棒を折損させたため、弁を交換 |
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10 |
2号機 |
第4給水加熱器(C)点検において、伝熱管68本に管板内の拡管施工漏れが認められたため、当該伝熱管を拡管補修 |
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11 |
3号機 |
第14サイクル起動過程(発電機出力20%時点)において、移動式炉内計装系(TIP)の測定データを炉心性能計算機へ伝送時、データ反転が認められたため、データ取合い部のデータ伝送処理ソフトを正常状態に修正 |
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12 |
3号機 |
主発電機水素ガス冷却装置の主発電機内水素ガス圧力調節弁(PCV-F007)の操作において、弁操作ハンドルを破損させたため、調査及び対応検討 |
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13 |
4号機 |
コントロール建屋常用電気品室排気ファン(B)用電動機点検において、回転子軸のカップリング嵌合部外形寸法及び反負荷側軸受ケース内径寸法に判定値外れが認められたため、調査及び対応検討 |
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14 |
4号機 |
低電導度廃液系受ポンプ(A)シール水入口弁(AO-F018A)において、シートリークが認められたため、弁を点検 |
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15 |
4号機 |
復水ろ過装置復水ろ過器(C塔)の入口流量、塔差圧及びストレーナ差圧において、各指示計の指示値変動が認められたため、計装ラインの調査及びライン内空気除去 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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