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平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年11月22日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成17年11月22日(火)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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区分 3 : 1件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
復水系高圧復水ポンプ(C)電動機点検における電動機組立作業時に協力企業作業員1名が重量物移動の際に体のバランスを崩し、当該電動機フレーム部と接触し瞼を負傷したため、負傷者を医療機関へ搬送した。今後、事例検討と事例を紹介 |
・11月22日公表済
(PDF68.7KB) |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
原子炉給水ポンプ駆動用タービン(A)低圧加減弁点検において、低圧加減弁2個(No.4、5)の弁体シート面に浸食が認められたため、弁を補修 |
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2 |
2号機 |
原子炉給水ポンプ駆動用タービン(B)低圧加減弁点検において、低圧加減弁1個(No.2)の弁棒上部の弁棒取付ナット用廻り止めピンに固着が認められたため、廻り止めピンを交換 |
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3 |
2号機 |
原子炉給水ポンプ駆動用タービン(B)ターニング装置の点検(工場持込み)において、2段ピニオンシャフトのオイルシールリップ面に微少な摩耗が認められたため、シャフトを補修 |
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4 |
2号機 |
原子炉補機冷却系二次熱交換器(A)点検において、熱交換器水室(入口側・出口側)フランジ及び付属配管フランジのライニング剥離が認められたため、ライニング剥離部を補修 |
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5 |
2号機 |
高圧炉心スプレー系非常用ディーゼル発電設備のディーゼル機関点検において、燃料高圧管2本(No.1、4)の継手部シート面に腐食が認められたため、燃料高圧管を交換 |
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6 |
2号機 |
原子炉補機冷却系二次熱交換器(A)渦流フィルタ装置電動弁の電線管取替作業において、埋設電線管からケーブル引き抜きが出来ないことが認められたため、対応検討 |
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7 |
2号機 |
所内電源設備480Vパワーセンター(閉鎖配電盤)2B-1(3A)(予備)回路の保護継電器点検において、保護継電器(2個)の動作に判定値外れが認められたため、対応検討 |
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8 |
2号機 |
高圧復水ポンプ(C)点検において、第1段インペラ入口側羽根に浸食が認められたため、インペラを補修 |
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9 |
2号機 |
原子炉給水系配管内残水の排水作業において、分解点検中の制御棒駆動機構戻り配管逆止弁(F144)開口部より残水が床面に漏えいしたため、線量検査及び漏えい水を拭取り |
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10 |
3号機 |
主復水器細管洗浄装置ボール捕集器用電気防食装置点検において、ケーブル中継箱内に水の浸水が認められたため、ケーブル中継箱内を点検・清掃及び浸水防止処置 |
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11 |
3号機 |
原子炉補機冷却系二次熱交換器(A)から熱交換器(C)への切替時において、熱交換器(A)の水室フランジ部より、海水の漏えいが確認されたため、フランジ部のパッキンを取替え |
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12 |
3号機 |
発電機操作用窒素ガス3号機-4号機連絡弁(F062)において、弁の閉固着が確認されたため、調査及び対応検討 |
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13 |
4号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ(B)室換気空調機(A)電動機点検において、回転子軸のファン嵌合部外形寸法及び負荷側、反負荷側軸受けケース内径寸法に許容値外れが認められたため、調査及び対応検討 |
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14 |
補助ボイラー |
補給水ポンプ(A)起動時のポンプ吸込圧力指示値が通常値に満たないことが確認されたため、補給水ポンプ(A)の吸込ストレーナ(A)を清掃 |
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15 |
補助ボイラー |
給水ポンプ(A)運転中において、給水ポンプ(C)を追加起動するために給水ポンプ(C)を寸動運転したところ「給水ポンプ(A)吸込圧力低」の表示が発生したため、給水ポンプ(A)の吸込ストレーナ(A)を清掃 |
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16 |
補助ボイラー |
運転中の補給水ポンプ(B)の吸込圧力指示値が通常値に満たないことが確認されたため、補給水ポンプ(B)の吸込ストレーナ(B)を清掃 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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