不適合管理委員会報告情報（平成17年10月31日分）｜原子力

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平成１７年度不適合管理委員会報告情報（平成１７年１０月３１日分）

　
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。

平成17年10月31日（月）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡　例 ]

公表区分	事象の概要	主な具体例
区分１	法律に基づく報告事象等の重要な事象	・計画外の原子炉の停止　・発電所外への放射性物質の漏えい　・非常用炉心冷却系の作動　・火災の発生　　など
区分２	運転保守管理上、重要な事象	・安全上重要な機器等の軽度な故障　　　（技術基準に適合する場合）　・管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい　・原子炉等への異物の混入　　など
区分３	運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象	・計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化　・原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障　・主要パラメータの緩やかな変化　・人の負傷または病気の発生　　など
その他	上記以外の不適合事象	・日常小修理　　など

　　区分１　：　該当なし

　　区分２　：　該当なし

　　区分３　：　該当なし

その他
No.	号機等	不適合件名	備　考
1	2号機	定期点検時に点検対象弁を選定するための主蒸気隔離弁気密漏洩試験において、外側隔離弁（Ｆ００３Ｃ）に点検要否判断基準（漏洩率５％／日）超えが認められたため、当該弁を点検
2	3号機	電気油圧式制御装置用油清浄装置の工場試運転において、油循環ポンプの軸シール部より微量の油漏れが認められたため、油循環ポンプを交換
3	3号機	換気空調系原子炉再循環ＭＧセット室空調機の定例切替時、送風機（Ｂ２）のグラビティダンパにおいて、全閉不良が認められたため、グラビティダンパを点検
4	4号機	発電機水素ガス冷却系発電機水素ガスボンベ出口弁の５台（Ｎｏ５，６，７，９，１０）のグランド部において、水素の微少リークが認められたため、グランドを増締め

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