|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年10月20日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成17年10月20日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
非放射性ドレン移送系海水熱交換器建屋ストームドレンサンプ(B)ポンプ(A)点検において、軸受け内径寸法と軸外径寸法との間隙に許容値外れが認められたため、対応検討 |
|
2 |
1号機 |
海水熱交換器電解鉄イオン供給装置海水供給ポンプ(B)出口弁(F0548)において、閉固着が認められたため、弁を点検 |
|
3 |
1号機 |
放射性ドレン移送系タービン建屋除染廃液サンプポンプ(B)の点検において、ポンプカップリングの軸嵌め合い部内径寸法に許容値外れが認められたため、カップリングを交換 |
|
4 |
2号機 |
中央操作室制御盤補助継電器調査において、制御盤(H13-P676)の補助継電器機器番号に重複が認められたため、対応検討 |
|
5 |
2号機 |
中央操作室制御盤補助継電器調査において、制御盤(H13-P688)の補助継電器機器番号とソケットの機器番号に不一致が認められたため、対応検討 |
|
6 |
2号機 |
中央操作室制御盤補助継電器調査において、制御盤(H13-P676)と制御盤(H13-P687)の補助継電器機器番号に重複が認められたため、対応検討 |
|
7 |
2号機 |
原子炉補機冷却系二次熱交換器(C)及び渦流フィルタ点検において、二次熱交換器(C)水室及び渦流フィルタフランジ部のライニング剥離が認められたため、剥離箇所を補修 |
|
8 |
2号機 |
原子炉補機冷却系二次熱交換器(C)の点検において、伝熱管233本に欠陥(伝熱管厚さの減肉:214本、詰まり:19本)が認められたため、伝熱管を交換 |
|
9 |
2号機 |
補機冷却海水系の地下道にある放水配管において、海水の微量な漏えいが認められたため、止水処置及び仮設ホースにて排水 |
・10月19日の区分3 No1関連不適合 |
10 |
4号機 |
換気空調系タービン建屋給気ファン室空調機用電動機点検において、回転子軸の負荷側及び反負荷側軸受け嵌め合い部外形寸法の許容値外れが認められたため、対応検討 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|