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平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年10月14日分)

 
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。


平成17年10月14日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡 例 ]
公表区分 事象の概要 主な具体例
区分 1 法律に基づく報告事象等の重要な事象  ・ 計画外の原子炉の停止
 ・ 発電所外への放射性物質の漏えい
 ・ 非常用炉心冷却系の作動
 ・ 火災の発生  など
区分 2 運転保守管理上、重要な事象  ・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
   (技術基準に適合する場合)
 ・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
 ・ 原子炉等への異物の混入  など
区分 3 運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象  ・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
 ・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
 ・ 主要パラメータの緩やかな変化
 ・ 人の負傷または病気の発生  など
その他 上記以外の不適合事象  ・ 日常小修理  など



   区分 1 : 該当なし

   区分 2 : 該当なし

   区分 3 : 該当なし

   その他
No. 号機等 不適合件名 備 考
1 1号機 コントロール建屋電気品室空冷コンデンサ送風機(A-3)用電動機点検において、送風機羽根車の腐食が認められたため、調査及び対応検討  
2 1号機 非常用ディーゼル発電機(A)ディタンク室排風機用電動機点検において、回転子軸の羽根車嵌め合い部外径寸法の許容値外れ、及び負荷側、反負荷側軸受ケースの内径寸法に許容値外れが認められたため、調査及び対応検討  
3 1号機 非常用ディーゼル発電機(A)ディタンク室排風機用電動機点検において、排風機羽根車嵌め合い部内径寸法の許容値外れが認められたため、調査及び対応検討  
4 1号機 コントロール建屋電気品室空冷コンデンサ送風機(A-3)、(A-4)用電動機点検において、負荷側軸受ケース内径寸法の許容値外れが認められたため、調査及び対応検討  
5 1号機 コントロール建屋電気品室空冷コンデンサ送風機(A-3)、(A-4)用電動機点検において、送風機羽根車嵌め合い部内径寸法の許容値外れが認められたため、調査及び対応検討  
6 1号機 タービン建屋高電導度廃液サンプ(C)出口流量計(FT114C)において、指示値不良が認められたため、流量計を点検  
7 3号機 取水設備点検用門型クレーン点検において、横行装置減速機油面計用配管に腐食が認められたため、油面計用配管を交換  
8 3.4号廃棄物処理設備 固化系温水器(A)加熱蒸気圧力調節入口弁(F468)において、シートリークが認められたため、弁を点検  
9 その他 一次水処理設備コンプレッサー(A)排気電磁弁(V13-669A)において、圧縮空気の漏洩が認められたため、出口逆止弁(V13-670A)、出口弁(V13-671A)を点検  
10 その他 1号機使用済燃料輸送実施計画書において、誤記が認められたため、誤記を訂正  

(お問い合わせ)
 福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
 電 話 0240-25-1353

        
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