 |
福島第二原子力発電所トップ
|
| 平成１７年度 不適合管理委員会報告情報（平成１７年１０月４日分） |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
| 平成17年10月4日（火）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
タービン建屋天井クレーン点検において、モータサイレン装置が鳴らなくなったため、モータサイレンを交換 |
|
| 2 |
1号機 |
制御棒駆動機構分解用水槽元弁（Ｆ２２５）点検において、弁体及び弁座のシート面に指示模様が認められたため、当該元弁を交換 |
|
| 3 |
2号機 |
主蒸気管ラインプラグコントロールパネル（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）点検において、圧力調整器の吐出圧力が規定圧力まで上昇しないことが認められたため、圧力調整器を交換 |
|
| 4 |
2号機 |
主蒸気管ラインプラグコントロールパネル（Ａ）点検において、ラインプラグ固定用切替弁の動作不良が認められたため、当該切替弁を交換 |
|
| 5 |
2号機 |
主蒸気管ラインプラグバックアップ用空気圧縮機動作確認において、自動起動しないことが認められたため、コンプレッサーを交換 |
|
| 6 |
3号機 |
タービン補機冷却系海水熱交換器電解鉄イオン供給装置の熱交換器入口流量計（ＦＩ０３８）において、当該計器フランジのライニング部に海水のにじみが認められたため、当該フランジライニング部を補修 |
|
| 7 |
4号機 |
試料採取系事故後サンプリングラックの動作確認において、工程不良が認められたため、調査及び対応検討 |
|
| 8 |
4号機 |
酸素注入系酸素ガスボンベラック（Ａ）出口元弁（Ｆ００２Ａ）において、酸素のリークが認められたため、当該弁を点検 |
|
| 9 |
1.2号廃棄物処理設備 |
廃棄物処理建屋地下２階の除染シンクゴム手袋において、破損が認められたため、当該ゴム手袋を交換 |
|
| 10 |
その他 |
一次水処理装置汚泥処理設備の加圧脱水機油圧シリンダー下部において、油の微少リークが認められたため、当該油圧シリンダーを点検 |
|
|
（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
|
|
|
|
