|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年7月22日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成17年7月22日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
区分 2 : 1件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
4号機 |
4号機圧力抑制室の最終点検結果について |
7月25日公表済 |
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
気体廃棄物処理系高感度オフガスモニタにおいて、指示不良が認められたため、原因調査及び対応検討 |
|
2 |
2号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ(A.B)油 冷却器廻りサイトフローグラスにおいて、水垢等浮遊物が認められたため、サイトフローグラスを清掃 |
|
3 |
3号機 |
非常用ガス処理系(A.B)が停止中にも係わらずCRT画面において、流量が表示されているため、原因調査及び対応検討 |
|
4 |
3号機 |
パワーセンター3D-2(5C)の気中遮断器開閉動作試験において、補助スイッチの動作不良が認められたため、補助スイッチを交換 |
|
5 |
3号機 |
燃料取替機点検において、主マスト昇降順序リミットスイッチのストライカに曲がりが認められたため、ストライカを交換 |
|
6 |
4号機 |
中央操作室・ケーブル処理室等の貫通部点検において、シール不良箇所等が認められたため、当該箇所を補修 |
|
7 |
4号機 |
原子炉隔離時冷却系テスト可能逆止弁(AO-F006)のシリンダー側サイドフランジ部において、水のにじみが認められたため、フランジ部を補修 |
|
8 |
4号機 |
原子炉冷却材浄化系再生熱交換器(A)水室側ドレン弁(F522A、F523A)において、シートリークが認められたため、弁を補修 |
|
9 |
4号機 |
タービン補機冷却系熱交換器(A)渦流フィルタブロー弁(MO-F013A)のグランド部において、グランド水の滴下が認められたため、グランド部を補修 |
|
10 |
その他 |
一次水処理設備脱水機圧力計(PI-653)のネジ込み部において、油の漏えいが認められたため、ネジ込み部を補修 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|