|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成17年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年6月22日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成17年6月22日(水)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
西側トレンチ内補助蒸気凝縮水ストレーナドレン弁(F3902)において、凝縮水のシートリークが認められたため、当該弁を点検 |
|
2 |
2号機 |
取水設備バー回転式スクリーン(D)の点検において、回転シュート部の破損が認められたため、回転シュートを交換 |
|
3 |
2号機 |
主発電機下部において、油の微少な滴下が認められたため、調査及び対応を検討 |
|
4 |
3号機 |
第6給水加熱器ドレン冷却器(B)出口温度計(TE-028B)のフレシキシブルチューブコネクターにおいて、損傷が認められたため、当該コネクターを交換 |
|
5 |
3.4号廃棄物処理設備 |
プラスチック固化系苛性ソーダ供給ポンプ入口側配管接続部において、苛性ソーダの析出が認められたため、配管接続部を点検 |
|
6 |
3.4号廃棄物処理設備 |
雑固体廃棄物焼却設備の前処理設備室ホイストクレーンペンダント操作スイッチ部の制御ケーブルにおいて、断線が認められたため、当該ケーブルを修理 |
|
7 |
3.4号廃棄物処理設備 |
高電導度廃液濃縮装置(A.C)冷却器出口復水導電率記録計(CR504A)のペントラバーサ(赤ペン)において、亀裂が認められたため、ペントラバーサを交換 |
|
8 |
補助ボイラー |
ボイラー(A)蒸気戻り止め弁(F3213A及びF3213A)において、シートリークが認められたため、当該弁を点検 |
|
9 |
補助ボイラー |
ボイラー開放検査の浸透探傷検査において、磨き手入れ不足により浸透探傷指示模様判定のできないことが認められたため、磨き手入れ後、再検査 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|