 |
福島第二原子力発電所トップ
|
| 平成１７年度 不適合管理委員会報告情報（平成１７年４月８日分） |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
| 平成17年4月8日（金）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
発電設備技術検査協会発行の溶接施工法合格証の記載内容において、誤記が認められたため、同検査協会にて誤記部を訂正 |
|
| 2 |
3号機 |
低電導度廃液系受タンク（Ａ）の点検において、内部ライニングにヘアークラックが認められたため、ライニングを補修 |
|
| 3 |
3号機 |
高圧タービン軸受けグランドパッキンの点検において、パッキンリング押えのビスに摩耗及び変形が認められたため、ビスを交換 |
|
| 4 |
3号機 |
高圧タービン下半ノズルダイヤフラムの浸透探傷検査において、円形状浸透指示模様が認められたため、溶接補修 |
|
| 5 |
3号機 |
原子炉補機冷却系熱交換器（Ａ）の水張において、細管漏えいが認められたため、細管を交換 |
|
| 6 |
3号機 |
原子炉補機冷却系熱交換器（Ｃ）において、貝殻除去装置フランジ部及び熱交換器水室部から海水の漏えいが認められたため、フランジ部増締め及び水室パッキンを交換 |
|
| 7 |
4号機 |
復水回収タンク水位計の点検にいて、水位低警報用計器（ＬＳー２６２）のフロートワイヤー素線の一部に切れが認められたため、ワイヤーを交換 |
|
| 8 |
4号機 |
非常用ディ－ゼル発電機（Ｈ）の機関出口潤滑油温度指示計（ＴＩー０２８Ｈ）点検において、指示値精度外が認められたため、温度指示計を交換 |
|
| 9 |
4号機 |
主発電機水素ガスボンベ圧力計（ＰＳ－００３）の点検において、圧力信号の振れが認められたため、対応を検討 |
|
| 10 |
4号機 |
換気空調系中央制御室用冷凍機（Ｃ）の油ポンプ出口圧力検出配管において、傷が認められたため、検出配管を交換 |
|
|
（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
|
|
|
|
