不適合管理委員会報告情報（平成17年3月29日分）｜原子力

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平成１６年度不適合管理委員会報告情報（平成１７年３月２９日分）

　
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。

平成17年3月29日（火）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。

[ 凡　例 ]

公表区分	事象の概要	主な具体例
区分１	法律に基づく報告事象等の重要な事象	・計画外の原子炉の停止　・発電所外への放射性物質の漏えい　・非常用炉心冷却系の作動　・火災の発生　　など
区分２	運転保守管理上、重要な事象	・安全上重要な機器等の軽度な故障　　　（技術基準に適合する場合）　・管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい　・原子炉等への異物の混入　　など
区分３	運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象	・計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化　・原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障　・主要パラメータの緩やかな変化　・人の負傷または病気の発生　　など
その他	上記以外の不適合事象	・日常小修理　　など

　　区分１　：　該当なし

区分２　：　１件
No.	号機等	不適合件名	備　考
1	1号機	福島第二原子力発電所１号機使用済燃料プール内におけるプラスチック片の回収に関する調査結果について	・３月２９日公表済

　　区分３　：　該当なし

その他
No.	号機等	不適合件名	備　考
1	1号機	残留熱除去系格納容器冷却配管隔離弁（Ｆ０１２Ｂ）の簡易な漏えい確認において、シートリークの可能性が認められたため、当該弁を点検
2	3号機	廃棄物処理補機冷却海水ポンプ（Ａ）の点検において、インペラーとウェアリング間の隙間の測定値の許容値超えが認められたため、ウェアリングを交換
3	3号機	高圧窒素ガス供給系ガスボンベ出口圧力計元弁（Ｆ９０５Ａ）他２弁において、弁棒の腐食が認められたため、弁棒を交換
4	3号機	不活性ガス系格納容器雰囲気モニタサンプルガスドレン隔離弁（Ｆ７８４）他２４弁において、弁体被覆ゴムの変形が認められたため、弁体を交換
5	4号機	非常用ディーゼル発電機（Ｂ）の点検において、Ｎｏ１及びＮｏ１０ピストンピン外径計測結果、許容値超えが認められたため、ピストンピンを加工補修
6	3.4号廃棄物処理設備	配管修理工事の片付け作業において、フラッシュコンデンサ室内蛍光灯を破損させてしまったため、当該蛍光灯を補修
7	3.4号廃棄物処理設備	雑固体焼却設備１次セラミックフィルタ切替弁操作箱において、弁駆動用空気の漏えいが認められたため、漏えい箇所の調査及び補修

（お問い合わせ）
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