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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年3月11日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成17年3月11日(金)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
主蒸気配管外側ドレン弁(MO-F012)の復旧時、リミットスイッチ動作接点の確認において、トルクバイパスの動作値にずれが認められたため、リミットスイッチを調整 |
4月20日、件名を適切な
表現に変更 |
2 |
1号機 |
第3給水加熱器(A)胴側安全弁(F029A)の漏えい試験において、ベローズより漏えいが認められたため、対応を検討 |
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3 |
1号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ非常用油ポンプ(A)の電源投入時、「直流250V主母線盤フィ-ダ過負荷トリップ」表示が発生したため、しゃ断器を点検 |
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4 |
1号機 |
復水脱塩装置出口流量計オリフィス後の復水配管肉厚検査において、判定基準を逸脱していることが認められたため、対応を検討 |
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5 |
2号機 |
主復水器(C1)水室出口圧力計(PI-630C-1)において、指示不良が認められたため、検出配管を点検 |
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6 |
3号機 |
復水脱塩装置制御盤監視用カメラ(ITV)の点検において、電源表示灯の表示切れが認められたため、電源ユニツトを点検 |
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7 |
3号機 |
主蒸気ヘッダドレン水位計(LS002)他5個水位計の点検において、フロートの弁棒に傷等が認められたため、フロート弁棒を交換 |
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8 |
3号機 |
漏えい検出系主蒸気管区域(タービン建屋内)周囲温度計器点検において、温度検出器(TE146B)のケーブル保護管コネクタ部の破損が認められたため、ケーブル保護管を交換 |
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9 |
3号機 |
残留熱除去冷却系計器の点検において、ポンプ(C)の出口圧力計計装ラック内計器元弁のシートリークが認められたため、当該弁を点検 |
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10 |
3号機 |
原子炉局部出力中性子モニタの点検において、電源復旧時に1箇所(C)の電源が入らないことが認められたため、電源基盤を交換 |
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11 |
3号機 |
ホットシャワードレン受タンク(A001)の点検において、ライニング表面にヘアークラックが認められたため、対応を検討 |
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12 |
3号機 |
制御棒駆動機構ハウジングの目視点検において、当該ハウジング表面にひびらしきものが認められたため、対応を検討 |
・3月10日公表済
・4月6日公表済(ひびなし)
・4月14日不適合委員会
にて、公表区分1から区分「その他」に変更 |
13 |
4号機 |
原子炉建屋給排気ファン軸受温度記録計(TIS-010)の点検において、スベリ軸受の摩耗が認められたため、当該部品を交換 |
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14 |
4号機 |
原子炉建屋付属棟給排気ファン軸受温度記録計(TIS-109)の点検において、スベリ軸受の摩耗が認められたため、当該部品を交換 |
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15 |
4号機 |
復水脱塩装置出口溶存酸素計の点検において、指示の出力が出ていないことが認められたため、対応を検討 |
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16 |
1.2号廃棄物処理設備 |
高電導度廃液貯留槽(B)攪拌弁(F166A)の点検において、ケーブル保護管コネクタ部に破損が認められたため、ケーブル保護管を交換 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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