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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年3月8日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成17年3月8日(火)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
2号機 |
取水設備トラベリングスクリーン(D)及びバー回転式スクリーン(D)用電動機ファンカバーにおいて、腐食が認められたため、ファンカバーを交換 |
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2 |
2号機 |
補助ボイラー蒸気の凝縮水移送ポンプ(A)のグランド部において、グランドリーク水量の多いことが認められたため、グランド部を増し締め |
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3 |
3号機 |
中操計算機制御盤内ケーブルコネクターにおいて、ピンの変形により接続ができないことが認められたため、ケーブルコネクターを交換 |
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4 |
3号機 |
チャコール建屋換気空調系主冷凍機(B)の入口圧力調整弁(F-252B)点検において、弁グランド部より水の滲みが認められたため、当該弁を点検 |
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5 |
3号機 |
制御棒駆動系スクラム排出容器水位検出器の点検において、水位計装元弁(F-732他7個)のシートリークが認められたため、計装元弁を点検 |
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6 |
3号機 |
原子炉冷却材再循環系M-G装置(A)用励磁機において、ブラシ押えスプリング付け根部分の変形が認められたため、ブラシ押えを交換 |
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7 |
3号機 |
原子炉建屋パワーセンター(3D-1(5B))の補助スイッチの接触抵抗測定において、管理値外れが認められたため、補助スイッチを交換 |
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8 |
3号機 |
コントロール建屋パワーセンター(3D-1(7A))の補助スイッチの接触抵抗測定において、管理値外れが認められたため、補助スイッチを交換 |
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9 |
3号機 |
漏えい検出系主蒸気管区域周囲温度(TE-141B)の点検において、温度検出器単体の絶縁不良が認められたため、温度検出器を交換 |
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10 |
3号機 |
制御棒駆動系スクラム排出容器水位検出器の点検において、水位計装元弁(F760C、F781)のシートリークが認められたため、計装元弁を点検 |
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11 |
3号機 |
制御棒駆動機構スタブチューブ応力改善装置(WJP)において、照明器具のランプ切れが認められたため、ランプを交換 |
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12 |
4号機 |
気体廃棄物処理系脱湿塔温度記録計(TR-OO1)の点検において、ケーブルの圧着部から芯線が露出していることが認められたため、圧着部を修理 |
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13 |
4号機 |
原子炉建屋6階監視用モニタ(ITV)の点検において、映像のちらつきが認められたため、カメラを交換 |
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14 |
4号機 |
補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置電解槽(D002)において、上蓋配管フランジライニングに剥離が認められたため、ライニングを張替 |
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15 |
4号機 |
換気空調補機冷却系冷凍機(A)の加圧漏えい検査時、圧縮機油配管からの空気の漏えいが認められたため、対応を検討 |
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16 |
1.2号廃棄物処理設備 |
1,2号廃棄物処理建屋補助蒸気停止操作において、ハンマー音発生により弁の急開戻し操作を行ったため、3,4廃棄物処理建屋蒸気圧力の低下事象が認められたため、停止操作手順を見直し |
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17 |
1.2号廃棄物処理設備 |
高電導度廃液系中和処理装置pH計用恒温槽の冷凍機において、冷凍機異常表示が発生したため、原因を調査 |
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18 |
3.4号廃棄物処理設備 |
粉体ホッパータンクベント処理系ダストコレクタ(A)において、差圧高の表示が発生したため、ダストコレクタを清掃 |
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19 |
3.4号廃棄物処理設備 |
タービン建屋及び屋外サンプポンプ運転記録計(OPR-004)において、動作不良が認められたため、部品を交換 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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