|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成17年3月7日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成17年3月7日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
区分 3 : 1件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
3号機 |
定期検査中の3号機タービン建屋における海水の漏えいについて |
・3月8日公表済 |
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
RSS室(中操外原子炉停止操作室)内制御盤の点検において、盤内端子カバーの一部破損が認められたため、対応を検討 |
|
2 |
1号機 |
補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置海水供給ポンプ(A)の点検において、電動機のジャッキングサポートを折損させてしまったため、サポートを溶接補修 |
|
3 |
1号機 |
換気空調系原子炉キャビティ閉止用弁(F019A、F019B、F019D)の動作用空気の減圧弁において、空気漏れが認められたため、減圧弁を交換 |
|
4 |
1号機 |
原子炉再循環ポンプ(A)AVR回路の点検において、基盤出力のノイズにより「AVR F/V変換装置偏差大」の表示が発生したため、原因を調査 |
|
5 |
1号機 |
主復水器上部伸縮継ぎ手封水水張試験において、復水器真空破壊弁大気吸込みポットから水漏れが(約82リットル)認められたため、清掃及び対応を検討 |
|
6 |
1号機 |
格納容器冷却系冷却器(E)のドレン弁(F577Q)において、シートリークが認められたため、当該弁を点検 |
|
7 |
1号機 |
原子炉補機冷却系第2ループ熱交換器(C)の渦流探傷検査において、残肉率の判定基準外の伝熱管(34本)が認められたため、当該伝熱管を交換 |
|
8 |
2号機 |
取水設備スクリーン洗浄ポンプ(A)出口圧力計(PIー012A)の継ぎ手部において、咬み込みが認められたため、継ぎ手部を修理 |
|
9 |
3号機 |
中操警報制御装置取替工事の警報音確認試験において、配線の未接続により警報音が出ない事象があったため、対応を検討 |
|
10 |
3号機 |
復水ポンプ(B)の点検において、カットレスベアリングの一部割れ及び摩耗の進行が認められたため、カットレスベアリングを交換 |
|
11 |
4号機 |
燃料取替機制御盤取替工事において、新盤で使用予定していた既設盤内の抵抗器を分解し使用不可となったため、新品と交換 |
|
12 |
4号機 |
取水設備バー回転式スクリーン(B)及びトラベリングスクリーン(B)の駆動側軸受において、オイレスブッシュの欠けが認められたため、当該ブッシュを交換 |
|
13 |
4号機 |
屋外消火栓消火設備の復水貯蔵タンク北側仕切弁(F019)において、固着による閉操作ができないことが認められたため、当該弁を点検 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|