 |
福島第二原子力発電所トップ
|
| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１７年２月３日分） |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
| 平成17年2月3日（木）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
原子炉一次格納容器隔離弁弁間漏えい試験（ＡＣ系Ｆ００４Ａ～Ｆ００５Ａ）において、弁のシートリークが認められたため、弁を点検 |
|
| 2 |
1号機 |
供用期間中検査（残留熱除去系配管超音波探傷検査）のため保温材を取外したところ、取外した保温材に破損が認められたため、保温材を交換 |
|
| 3 |
1号機 |
クロスアラウンド管逃し弁（Ｆ００１Ｅ，Ｆ）の弁棒先端部浸透探傷検査において、円形状指示模様が認められたが機能上問題ないことから、継続使用 |
|
| 4 |
1号機 |
核計測装置機能検査中において、検査項目のうち測定箇所に一部不足していることが認められたため、追加測定及び検査要領書を改訂 |
|
| 5 |
3号機 |
原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器（Ｂ）出口流量調整弁（Ｆ０１３Ｂ）ポジショナー内の圧力ゲージにおいて、指示不良が認められたため、圧力ゲージを交換 |
|
| 6 |
3号機 |
主発電機密封油ポンプシャフト軸受取付け部側面において、磨耗が認められたため、対応を検討 |
|
| 7 |
3号機 |
３号機１２回定期安全管理審査の変更申請書類の送付状において、日付の記載ミスが認められたため、日付を訂正し再提出 |
|
| 8 |
4号機 |
主復水器細管洗浄装置点検後の水張り時、貝ボール分離装置（Ｃ，Ｆ）入口配管フランジ部（４箇所）及び、洗浄水弁（Ｆ０８Ｃ）フランジ部（１箇所）より水の漏えいが認められたため、フランジ部を点検 |
|
| 9 |
1.2号廃棄物処理設備 |
廃棄物処理補機冷却水ポンプ（Ａ）用電動機用電源電線管ボックスにおいて、天井からの水が垂れた跡が認められたため、天井当該部の修理及び電動機等を点検 |
|
| 10 |
3.4号廃棄物処理設備 |
プラスチック固化系昇降攪拌機インペラの動作確認時、インペラ下限位置リミットスイッチ不良が認められたため、リミットスイッチを点検 |
|
|
（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
|
|
|
|
