 |
福島第二原子力発電所トップ
|
| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１７年２月２日分） |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
| 平成17年2月2日（水）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
非常用予備電源装置検査（その２）の検査時において、非常用ディーゼル発電機起動の際、潤滑油フィルタ差圧高の表示が発生したため、逆洗後検査を継続 |
|
| 2 |
1号機 |
供用期間中検査中において、検査対象外のサポートを現場検査したことに気づいたため、当日の検査対象から除外し改めて検査 |
|
| 3 |
1号機 |
高圧炉心スプレイ系潤滑油加熱器ヒータのサーモスタットにおいて、動作不良が認められたため、原因を調査 |
|
| 4 |
1号機 |
主発電機用密封油真空ポンプ（Ｂ）の試運転時、真空槽真空計（ＰＩ００８）に指示不良が認められたため、真空計を交換 |
|
| 5 |
2号機 |
コントロール建屋電気品室冷凍機（Ｃ）のドレンパンにおいて、腐食による穴が認められたため、ドレンパンを修理 |
|
| 6 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電機（Ｂ）給気処理装置の加熱コイル配管フランジにおいて、漏えい（1滴／１０秒程度）が認められたため、フランジを修理 |
|
| 7 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電機（Ａ）電気品室給気処理装置の温度調節弁後弁（Ｆ１１０）のグランド部において、漏えい（1滴／５秒程度）が認められたため、弁を点検 |
|
| 8 |
2号機 |
中央操作室の炉心監視システムのＣＲＴにおいて、表示不良が認められたため、原因を調査 |
|
| 9 |
3号機 |
起動用変圧器（３ＳＢ）から高圧開閉装置（３ＳＢ－２）までの母線接続部の点検口において、ボルトの破損（２箇所）が認められたため、ボルトを交換 |
|
| 10 |
3号機 |
低圧タービン排気室スプレイ調節弁（ＴＣＶ－Ｆ０３５）他８弁において、駆動用空気圧力の指示不良等が認められたため、部品を交換 |
|
| 11 |
3号機 |
高圧開閉装置（３ＳＢ－２（６Ｂ））において、しゃ断器を投入しても動作表示ランプが点灯しないことが認められたため、ソケットを交換 |
|
| 12 |
3号機 |
高圧開閉装置（３ＳＢ－２（８Ａ））の鍵穴保護用カバー取付けピンにおいて、破損が認められたため、取付けピンを交換 |
|
| 13 |
4号機 |
取水設備固定式バースクリーン（Ｆ）外観目視確認において、塗装剥離が認められたため、当該部を塗装 |
|
| 14 |
4号機 |
燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置制御盤の再生工程プログラムタイマ表示画面において、表示不良が認められたため、原因を調査 |
|
|
（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
|
|
|
|
