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| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年１２月２７日分） |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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| 平成16年12月27日（月）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
原子炉再循環ポンプ用Ｍ／Ｇセット（Ａ)のすくい管コントローラ－の点検において、すくい管位置下限位置から上限位置までの応答時間の遅いことが認められたため、原因を調査 |
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| 2 |
1号機 |
海水熱交換器建屋海水ストームドレンサンプ（Ｂ）ポンプにおいて、汲み上げ不良が認められたため、ピット内及びポンプストレーナ清掃 |
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| 3 |
1号機 |
非常用補機冷却系の水張り操作時において、サージタンクのベント管より系統水が漏えい（約：１３．６リットル、放射能なし）させてしまったため、清掃及び再発防止等検討 |
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| 4 |
1号機 |
海水熱交換器電解鉄イオン供給装置系の熱交換器入口弁（Ｆ０９７Ａ）において、シートリークが認められたため、弁を点検 |
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| 5 |
1号機 |
海水熱交換器電解鉄イオン供給装置系の熱交換器入口ラインフランジ（Ｆ０９７ＡとＦ０６２Ａの間）において、海水の漏えい（１滴／２秒程度、非放射性）が認められたため、フランジを点検 |
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| 6 |
1号機 |
ドライウェル冷却系冷却器（Ａ）ドレン配管（ＤＷＣ６０２，６３２）において、詰まりが認められたため、配管を清掃 |
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| 7 |
1号機 |
原子炉隔離時冷却系の非常トリップ装置タペットナットラッチ部において、当り面の肌荒れ、掛り代の計画値外れが認められたため、タペットナットラッチ部を修理 |
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| 8 |
1号機 |
湿分分離器（Ａ，Ｂ）目視点検及び浸透探傷検査において、浸食及び線状指示模様が認められたため、肉盛溶接を検討 |
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| 9 |
1号機 |
原子炉補機冷却系第二ループのフローグラス（ＦＧ－Ｄ０３０Ａ／Ｂ）取付ボルトにおいて、腐食が認められたため、ボルト・ナットを交換 |
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| 10 |
2号機 |
中性子計装系平均出力領域モニタ（Ａ）の記録計の指示値において、指示不良が認められたため、記録計を点検 |
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| 11 |
2号機 |
所内ボイラー凝縮水レシーバタンクの水位計（ＬＳ－０１５）において、動作不良が認められたため、水位計を点検 |
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| 12 |
3号機 |
原子炉建屋６階床開口部ハッチの開作業時、ハッチとジブクレーンフックをぶつけてしまったため、シーブ及びフック外れ止めの修理及び注意喚起 |
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| 13 |
3号機 |
水圧制御ユニットアキュムレータ充填水入口弁（Ｄ００１－１１３）において、シートリークが認められたため、弁を点検 |
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| 14 |
3号機 |
主排気筒放射線モニタ（Ｚ８５２Ａ（ＩＣ））の電源復旧時において、下限表示が認められたため（指示値は正常）、モニタを点検 |
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| 15 |
4号機 |
非常用ガス処理系（Ａ）入口流量計（ＦＩー６０１Ａ）の指示値において、指示不良が認められたため、流量計を点検 |
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（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
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