|
福島第二原子力発電所トップ
|
平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年12月20日分) |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
平成16年12月20日(月)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
ピーニング施工装置(No.1)において、焦点軸の動作不調が認められたため、駆動部を調整 |
|
2 |
1号機 |
ピーニング施工装置(No.1)において、焦点軸の動作不調傾向が認められたため、駆動部を交換 |
|
3 |
1号機 |
ピーニング施工装置(No.2)において、光ファイバケーブルが折れたことにより、レーザーガイド光の出ないことが確認されたため、光ファイバケーブルを交換 |
|
4 |
2号機 |
非常用ディーゼル発電機(B)燃料移送ポンプ吐出圧力計(PI-002B)のユニオンシート面において、当たり傷が認められたため、パッキンの材質をかえて交換 |
|
5 |
2号機 |
取水設備スクリーン洗浄ポンプ(C001B)のグランド部において、グランド水の多いことが認められたため、グランド部を増し締め |
|
6 |
2号機 |
取水設備スクリーン洗浄ポンプ(C001C)のグランド部において、グランド水の多いことが認められたため、グランド部を増し締め |
|
7 |
4号機 |
原子力保安検査官より、「出力上昇中、平均出力領域モニタゲインの目標値範囲外が確認されたので、是正措置を講じて再発防止を図ること」とのコメントを受けたため、対応を検討 |
|
8 |
4号機 |
取水設備スクリーン洗浄水ポンプ(C001B)のグランド部において、グランド水の多いことが認められたため、グランド部を増し締め |
|
9 |
3.4号廃棄物処理設備 |
廃棄物処理制御室の高電導度廃液系制御盤(P016-2)警報リセットボタンにおいて、破損していることが認められたため、リセットボタンを交換 |
|
|
(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
|
|
|
|