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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年12月16日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年12月16日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩装置出口ストレーナ(A)差圧計(DPS018A)において、警報設定器の接断差精度外が認められたため、警報設定器を交換 |
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2 |
1号機 |
補機冷却海水系配管(SW-1)において、腐食による貫通部及び減肉部が認められたため、当該部を肉盛溶接補修 |
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3 |
1号機 |
中央操作室制御盤(P601)内の高圧炉心スプレイ系テスト可能逆止弁用端子において、ねじ山のつぶれが認められたため、ねじを交換 |
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4 |
1号機 |
非常用補機冷却水サージタンク(B)において、水位高の表示が発生し、当該サージタンク周りより水の漏えい(約4.7リットル:純水)が認められたため、対策の検討及び注意喚起 |
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5 |
1号機 |
残留熱除去冷却海水ポンプ(A)主軸の目視検査(原子炉補機冷却系ポンプ検査(その2))時において、未確認部分を残したまま「良」としたことについて指導を受けたため、当該部の再検査及び成績書の正誤表作成 |
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6 |
2号機 |
主復水器細管洗浄装置ボール循環ポンプ(C001E)吸込み管及びフランジ面において、腐食が認められたため、当該部を補修 |
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7 |
3号機 |
原子炉建屋低電導度廃液サンプ(B)液位計(LS004B)において、接断差精度外が認められたため、接断差を調整 |
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8 |
3号機 |
原子炉水金属採取ラック内手動コンフロー(D142)の袋ナットにおいて、かじりが認められたため、袋ナットを交換 |
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9 |
3号機 |
事故後サンプリング設備液体・気体サンプル用レシーピングステーション内の電磁弁(2台)において、制御用空気のシートリークが認められたため、電磁弁を交換 |
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10 |
3号機 |
主蒸気隔離弁漏えい率試験(プラント停止後)時において、主蒸気第1隔離弁(F002A,F002B)に分解点検の要否を判断する漏えい量超えが認められたため、当該弁を点検 |
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11 |
4号機 |
換気系排気筒入口放射線モニタのサンプルポンプ(C080B)用電動機において、異音が認められたため、電動機を交換 |
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12 |
4号機 |
主発電機軸密封油装置真空ポンプ(C004B)のカップリング側軸受部において、油のにじみが認められたため、軸受部を増し締め |
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13 |
4号機 |
海水熱交換器建屋の北側ストームドレンサンプポンプ(C012B)において、ドレンの汲み上げ不良が認められたため、ポンプを点検 |
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14 |
4号機 |
原子炉廻り系統プロセス記録計(TRS-601)の内「CUW再生熱交出口温度」において、指示値が正常にもかかわらず温度高を示す表示灯が点灯したため、記録計を点検 |
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15 |
4号機 |
復水ろ過装置(E)の再生操作時、待機準備工程に入れたところ、「自動弁異常」の表示灯が点灯し停止したため、自動弁を点検 |
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16 |
1.2号廃棄物処理設備 |
低電導度廃液系ろ過装置(B)の出口サンプルライン洗浄弁(AO-F753B)において、シートリークが認められたため、洗浄弁を点検 |
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17 |
1.2号廃棄物処理設備 |
低電導度廃液系ろ過装置(B)の出口サンプルライン洗浄元弁(F751)において、シートリークが認められたため、洗浄元弁を点検 |
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18 |
1.2号廃棄物処理設備 |
濃縮廃液タンク(C)のレベル計(LE-101)において、指示不良が認められたため、レベル計を点検 |
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19 |
3.4号廃棄物処理設備 |
高電導度廃液系濃縮装置(A)の蒸気流量調節弁(FCV-378A)位置検出レバーにおいて、スライドレールから外れていることが認められたため、点検修理 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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