 |
福島第二原子力発電所トップ
|
| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年１２月７日分） |
|
|
|
◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
|
|
| 平成16年12月7日（火）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
|
|
| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
|
|
|
|
|
| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
補機冷却海水系の電解鉄イオン供給配管（ＳＷ－１０４）において、ライニングの剥離が認められたため、ライニングを補修 |
|
| 2 |
1号機 |
原子炉隔離時冷却系タービン蒸気入口電動弁において、制御用電線管のフレキシブルチューブの外れが認められたため、フレキシブルチューブを補修 |
|
| 3 |
1号機 |
残留熱除去系熱交換器水位調整用弁（ＬＣＶ－Ｆ０１７Ａ）において、動作不良が認められたため、弁を点検 |
|
| 4 |
1号機 |
直流１２５Ｖ高圧炉心スプレイ系主母線盤内のスペースヒーターの表面において、錆が認められたが、絶縁抵抗など機能上問題ないことから継続使用 |
|
| 5 |
1号機 |
直流１２５Ｖ高圧炉心スプレイ系主母線盤内の分電盤用操作スイッチにおいて、ランプ熱により変色していることが認められたが、変形等はなく機能上問題ないことから継続使用 |
|
| 6 |
1号機 |
換気空調系制御盤警報回路用タイマーのベース爪において、破損が認められたため、ベース部分を交換 |
|
| 7 |
1号機 |
制御棒位置指示装置点検時、制御棒駆動機構（１８－５９）のリードスイッチに動作不良が認められたため、リードスイッチを交換 |
|
| 8 |
1号機 |
スクラム排出容器水位計（ＬＴ０１８Ａ）の耐圧試験において、計器元弁（Ｆ７３３）よりシートリークが認められたため、弁を点検 |
|
| 9 |
1号機 |
残留熱除去海水系ポンプ（Ａ）吐出圧力計（Ｐ１２０１）の指示値において、指示不良が認められたため、圧力計を交換 |
|
| 10 |
1号機 |
低圧復水ポンプ（Ａ）吸込弁（Ｆ００１）において、動作不良が認められたため、吸込弁を点検 |
|
| 11 |
1号機 |
プロセス計算機機器故障表示が発生し、ＣＲＴ画面表示が出来なくなったため、ＣＲＴを点検 |
|
| 12 |
1号機 |
原子炉建屋排気隔離弁の全閉操作において、「Ｒ／Ｂ排気隔離弁閉」表示の出ないことが認められたため、表示回路を点検 |
|
| 13 |
1号機 |
発電機用ガス系窒素駆動弁用フィルター内部のフィルタエレメント及びケースアセンブリにおいて、極少量の油が確認されたため、フィルタを交換 |
|
| 14 |
2号機 |
搬出物品確認申請書・確認書（申請者／作業所管Ｇ用紙）を紛失させてしまったため、原本（放射線・化学Ｇ）を基に再作成及び書類管理を徹底 |
|
| 15 |
2号機 |
コントロール建屋電気品室給気処理室入口扉の固定用ボルト（３箇所）において、扉を開けたときに破損したため、ボルトを交換 |
|
| 16 |
3号機 |
循環水系埋設配管水抜き時において、ファンネル流入先の循環水水室入口配管の結露水受けパンより側溝に水の漏えい（約３６リットル：放射能なし）をさせたため、清掃及び原因調査 |
|
| 17 |
3.4号廃棄物処理設備 |
廃棄物処理補機冷却系海水ポンプ吐出逆止弁（Ｆ３０１Ｂ）において、動作不良が認められたため、逆止弁を点検 |
|
| 18 |
サイトバンカ |
換気系排気放射線モニタ（Ｂ系）において、サンプルポンプ（Ｃ００１Ｂ）が停止したが、モニタ（Ａ系）に切替え通常管理するとともに、ポンプを予備品と交換し原因を調査 |
|
|
（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
|
|
|
|
