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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年11月30日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年11月30日(火)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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区分 3 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
協力企業作業員の負傷について |
・11月29日公表済 |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
復水浄化系復水脱塩塔(C)出口弁(F007)の駆動部点検時、ハンドホイールクラッチピニオン内径摺動部にかじり傷が認められたため、当該部品を交換 |
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2 |
1号機 |
タービン建屋排気ファン(C402A)の点検時、インペラーボスおよびシャフトにかじり傷が認められたため、対応を検討 |
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3 |
1号機 |
高圧炉心スプレイ補機冷却系の所内雑用水配管逆止弁(F206A、B)の点検時、弁棒に摩耗が認められたため、逆止弁を交換 |
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4 |
1号機 |
チャコール建屋給気加熱器温度調整弁入口弁(F315)弁棒の浸透探傷検査時、線状浸透指示模様および円形状浸透指示模様が認められたため、弁棒を交換 |
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5 |
1号機 |
低圧タービン(A)上半ノズルダイヤフラムの浸透探傷検査時、水平継手面に円形状浸透指示模様および線状浸透指示模様、ノズル板に線状浸透指示模様が認められたため、当該部位を溶接補修後再検査 |
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6 |
1号機 |
低圧タービン(B)上半ノズルダイヤフラムの浸透探傷検査時、水平継手面に円形状浸透指示模様が認められたため、当該部位を溶接補修後再検査 |
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7 |
1号機 |
低圧タービン(A)下半ノズルダイヤフラムの浸透探傷検査時、水平継手面に円形状浸透指示模様および線状浸透指示模様が認められたため、当該部位を溶接補修後再検査 |
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8 |
1号機 |
低圧タービン(B)下半ノズルダイヤフラムの浸透探傷検査時、水平継手面に円形状浸透指示模様、ノズル板に線状浸透指示模様が認められたため、当該部位を溶接補修後再検査 |
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9 |
1号機 |
ピーニング施工装置(1号機)において、昇降カバーの動作がスムーズでないことが認められたため、装置を点検 |
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10 |
2号機 |
高圧炉心スプレイ系ディーゼル発電機点検用ホイストの巻き上げ上限リミットレバーにおいて、変形が認められたため、リミットレバーを交換 |
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11 |
2号機 |
高圧炉心スプレイ系ディーゼル発電機点検用ホイストの操作スイッチケーブル被覆において、ひび割れが認められたため、ケーブルを交換 |
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12 |
3号機 |
主復水器細管洗浄装置(C系)のボール注入弁(F015)のグランド部において、グランド水(海水)のわずかな漏えい(4秒に1滴程度)が認められたため、グランド部を増し締め |
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13 |
4号機 |
気体廃棄物処理系の試料採取現場制御盤に「排ガス予熱器入口サンプル除湿温度高」の表示が出たため、除湿器を点検 |
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14 |
1.2号廃棄物処理設備 |
洗濯廃液系収集ポンプ(A)吐出圧力計の指示値において、指示不良が認められたため、圧力計を点検 |
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15 |
3.4号廃棄物処理設備 |
雑固体廃棄物焼却設備の空ドラム缶自動搬送装置において、搬送できないことが確認されたため、搬出盤の選択ボタンスイッチを交換 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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