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| 平成１６年度 不適合管理委員会報告情報（平成１６年１１月１１日分） |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為（判断）とは異なる行為（判断）を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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| 平成16年11月11日（木）に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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| 公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
| 区分 １ |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
| 区分 ２ |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
（技術基準に適合する場合）
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
| 区分 ３ |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
| その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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| その他 |
| No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
| 1 |
1号機 |
主励磁機の点検において、油切リを押さえているボルトの絶縁ワッシャーが欠けているのを確認したため、ワッシャーを交換 |
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| 2 |
1号機 |
原子炉再循環ポンプ（Ｂ）電動機固定子の楔点検において、緩みが認められたため、ワニスを塗布
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| 3 |
1号機 |
原子炉給水逆止弁設置及び除却工事において、新規ベント座の穴あけ加工で穴径を間違えたため、現状の穴径にあった座を製作 |
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| 4 |
1号機 |
タービン建屋オペフロ給気ファン（Ａ）ダンパーにおいて、作動不良が認められたため、ダンパーを交換 |
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| 5 |
1号機 |
非常用ディーゼル発電機の燃料弁において、シート不良及びノズルナットの腐食が認められたため、弁座シート面の修正加工及びノズルナットを交換 |
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| 6 |
1号機 |
ファイバーレーザーピーニング装置（２号機）において、ファイバー戻り光強度の低下が認められたため、テーパファイバ及び照射レンズを交換 |
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| 7 |
3号機 |
原子炉建屋天井クレーン主巻及び補巻用電動機のセンターリングにおいて、当社管理値内への調整不可が確認されたが、指針許容値内であること及び試運転結果も良好なことから継続使用 |
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| 8 |
3号機 |
気体廃棄物処理系排ガス試料採取装置のパージガス流量指示計（ＦＩ３２５）の計器精度において、許容超えが認められたため、指示計を交換 |
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| 9 |
3号機 |
オンライン回転体診断装置のパソコンにおいて、キーボードの不具合が確認されたため、キーボードを交換 |
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| 10 |
4号機 |
熱交換器建屋排気ファン（Ａ）のモータ単体試験において、条件リフトの確認不足により空調を全停止させてしまったため、再発防止対策検討 |
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| 11 |
4号機 |
タービン駆動原子炉給水ポンプ（Ｂ）低圧蒸気入口弁２次止め弁（Ｆー０１２）の制御回路において、ヒューズが切れているのが認められたため、制御回路を点検 |
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| 12 |
4号機 |
タービン建屋補機冷却系熱交換器（Ａ）の電解鉄イオン注入元弁（Ｆ３１５）において、シートパスが確認されたため、弁を点検 |
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| 13 |
4号機 |
タービン建屋補機冷却系熱交換器（Ｂ）の電解鉄イオン注入元弁（Ｆ３１５）において、シートパスが確認されたため、弁を点検 |
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| 14 |
1.2号廃棄物処理設備 |
放射性廃棄物処理建屋計装用圧縮空気系の空気圧縮機（Ｂ）潤滑油圧力スイッチ（ＰＳ－００１）において、動作不良が認められたため、圧力スイッチを点検 |
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| 15 |
その他 |
水処理建屋コンプレッサ（Ａ）において、起動できないことが認められたため、制御回路を点検 |
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（お問い合わせ）
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 ０２４０－２５－１３５３ |
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