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平成16年度 不適合管理委員会報告情報(平成16年10月28日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。
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平成16年10月28日(木)に不適合管理委員会で審議された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分 1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分 2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分 3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保する観点からすみやかに詳細を公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
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その他 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
備 考 |
1 |
1号機 |
復水ろ過器(J塔)入口弁(MO-F002J)のモーターベアリングにおいて、異音が認められたため、モーターを点検 |
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2 |
1号機 |
主発電機コレクター側シールケーシングの上半部と下半部の合せ目ボルトにおいて、ネジ山が磨耗しているのが確認されたため、対応を検討 |
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3 |
1号機 |
第1給水加熱器(A)給水出口弁(MO-F030A)駆動部において、リミットスイッチギアボックスから油漏れ及び外部ケーブルの一部に損傷が認められたため、Oリング交換及びケーブルを修理 |
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4 |
1号機 |
第1給水加熱器(B)給水出口弁(MO-F030B)駆動部において、リミットスイッチギアボックスから油漏れが確認されたため、Oリングを交換 |
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5 |
1号機 |
高圧復水ポンプ(C)用主油ポンプシャフトにおいて、傷が認められたため、シャフトを交換 |
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6 |
1号機 |
サンプポンプ用電動機の定期検査計画表において、点検周期にずれが確認されたため、対応を検討 |
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7 |
1号機 |
低圧タービン(C)下半内部車室浸透探傷検査において、構造溶接部に円形状浸透指示模様及び線状浸透指示模様が認められたため、当該部を溶接補修 |
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8 |
1号機 |
原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器(A)手分析サンプルライン安全弁(F143A)において、シートパスが確認されたため、弁を点検 |
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9 |
1号機 |
原子炉建屋6階機器仮置プール内へ、カッターナイフを落してしまったため、ナイフの回収及び対策を検討 |
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10 |
2号機 |
気体廃棄物処理系排ガス温度記録計(TRS-606)チャート印字部において、破損が認められたため、記録計を修理 |
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11 |
2号機 |
直流125V2Bにおいて、地絡が起きていることを示す表示が認められたため、原因を調査 |
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12 |
4号機 |
第12回定期検査後の起動時に発生した想定内事象不適合報告 1.空気抽出器(A)圧力調節弁の後弁動作不良 2.原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器(A)出口電導度計指示不良 3.原子炉格納容器低電導度廃液サンプ流量計指示不良 4.原子炉隔離時冷却系真空ポンプグランドシールリーク量多め 5.給水加熱器(3A)ドレン水位高表示発生 6.制御棒連続引抜き中、アラームタイパーに位置表示不良打ち出し発生 7.中性子計装系局部出力領域モニタ指示不良 8.タービン駆動原子炉給水ポンプ(B)軸受温度高表示発生 9.空気抽出器(A)第2段空気出口弁動作不良 10.給水加熱器(3A)ドレン水位高表示発生 |
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13 |
4号機 |
復水ろ過器(D塔)待機操作時の加圧弁(F004D)状態表示灯において、点灯しないことが確認されたため、状態表示回路を点検 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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